6月のシンガポール戦に出場していた川島永嗣 [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)は27日、9月に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア2次予選に臨む日本代表メンバー23名を発表した。
今回の招集メンバーは国内組のみで臨んだEAFF東アジアカップ2015から13名が引き続き選出され、そこにミランでプレーするMF本田圭佑やドルトムント所属のMF香川真司ら海外組10名が加わっている。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はGKの3名に浦和レッズの西川周作、ガンバ大阪から東口順昭、そしてベガルタ仙台の六反勇治と、東アジアカップと同じ選手を招集。長く日本代表の守護神を務めてきた川島永嗣は選外となった。
「川島が初めて外れた。残念ながら(所属)クラブを見つけられていなし、長い期間プレーもしていない。もう少しであるクラブに決まると思うが、ここ4、5年代表の先発でありながら、海外のクラブを見つけられていないことには少し驚いている。良いクラブを見つけてほしい」と、川島を選ばなかった理由を説明したハリルホジッチ監督。
続けて、「代わりを見つけるのは難しいが、3人はしっかりしたパフォーマンスを見せている。チャンスを掴んで、それを見せてほしいし自信を持ってほしい。経験は少ないかもしれないが代表の試合は自信を持たないと難しい試合になる。テクニカルスタッフでカバーしながらいい準備をできるようサポートしていく」とコメント。そして、「3人は中国(東アジアカップ)で一緒だった。西川と東口はプレーでクオリティを見せてくれたよ。経験は少ないが少しずつ積んでいってほしい。ほとんどの試合で川島がプレーしていたからメンタルの面で準備が大切になる。川島にはできるだけ早くクラブを見つけてほしい」と語り、招集した3人への期待を口にしている。
日本代表は9月3日に埼玉スタジアム2002でカンボジアと、同8日にはイランのアザディスタジアムにてアフガニスタンと対戦する。