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長谷部誠と遠藤航のキャプテン対談が実現…6月28日「やべっちFC」で放送

2015.06.27

やべっちFCで対談した長谷部誠(左)と遠藤航(右)

 ロシア・ワールドカップ出場を目指す日本代表キャプテン長谷部誠フランクフルト)と、リオデジャネイロ・オリンピック出場を目指すU-22日本代表キャプテン遠藤航湘南ベルマーレ)のスペシャル対談が実現した。6月28日深夜放送の『やべっちFC』で公開される。

 現役の日本代表キャプテン同士による対談は、関係者も「過去に記憶がない」と話す。キャプテン同志だから分かり合える苦悩、日本代表として戦うことへの思いを互いが明かした。

 キャプテン同士のファーストコンタクトは、「緊張しているみたいだけど? リラックスして!」と長谷部の気遣いから始まった。

「昔からキャプテンをやっていたのですか?」との遠藤の質問に、長谷部は「小学校、中学校まではやっていたかな。2010年のワールドカップで、ゲームキャプテンって言われるまでキャプテンやったこと無かったし。そういう意味では、キャプテンが向いているかっていうと、そんなことは無かったと思う」と返した

 各年代のアジア予選で敗れ、世界大会の経験がない現在のU-22世代。遠藤は「U-19のワールドカップを逃して、(アジアで)ベスト8、ベスト4に入れていない。アジアの戦い方で意識している事はありますか?」と、抱える思いを素直にぶつけた。

「僕らもアジアカップでベスト8で負けてしまった。やはりアジアでは、やはり色んなことが起こる。アウェーの雰囲気とか、レフェリングも。自分たちのサッカーをしたいんだけど、でもそういう雰囲気に飲まれて押し込まれる時もあるし。そうなった時に、どれだけ我慢できるか。それと、勝負所を見極めるというかね。A代表で90試合出ていても、正直まだ分からない部分は、本当にたくさんある。だから、経験していくしかないんじゃないかな。だから若い時から、そういうのを多く経験してるっていうのは、凄く大事だと思う」と、長谷部は同じ日の丸を背負う弟分へ自らの経験を伝えた。

「日本代表として戦うことに関しては、どういう思いがある?」と、長谷部が遠藤に質問。「日本を代表するって本当に特別な事であり、幸せな事だと思う。プレッシャーをすごく感じる時もある。日本代表選手として結果をしっかり残したいという思いは強い」と返す。遠藤の思いを聞いた長谷部は、「日本代表は、誇り高き所だと思う。誰もがプレー出来る場所じゃないし、そこで国を代表してプレーする訳だから、僕は日の丸を背負ってプレーする以上、その責任とか十分に背負うべきものだと思う」と返した。「アジアで、まだ勝ててないので。そういう達成感は、まだ味わってない。だから本当に、リオへの切符をしっかり決めて、達成感を味わいたい」と、遠藤は決意を口にした。

 来年1月にリオデジャネイロ五輪出場権を懸けたアジア予選を控えているU-22日本代表は、7月1日(水)に中米の強豪コスタリカ代表と強化試合を行う。6月28日(日)深夜0時10分放送の「やべっちFC」では、U-22日本代表応援企画として、長谷部と遠藤のスペシャル対談を放送する。

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