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ハリルホジッチ、イラク戦と同じ先発起用を示唆…国内組への今後の期待も

2015.06.15

日本代表を率いるハリルホジッチ [写真]=Getty Images

 日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア二次予選初戦のシンガポール戦に向け、前日会見に臨んだ。

 11日に行われたイラクとの親善試合では4-0と勝利した日本代表だが、ハリルホジッチ監督は、シンガポール戦でのスタメンについて「同じチームにする可能性が高い」と、イラク戦と同じ11人がピッチに立つ可能性を示唆した。

 一方で、「が、まだ分からない。もう一度言いますが、私にとって決まったメンバーはいません。どの選手でもどのポジションでも、自分の席を取るために戦わなければなりません。もっともっと競争意識を高めたいと思います」と、ギリギリまでポジション争いを求める姿勢を強調した。

 シンガポール戦後には、8月に東アジアカップが控える日本代表だが、「もっと国内組を使って、もっと正確な情報を掴みたい。今のところは海外組が大半を占め、タクティクスもフィジカルも能力も少し上かもしれませんが、国内組にもすごく期待しています。彼らのパフォーマンスを上げるために求めたことをしっかりと取り組んでくれている。昨日で来日して3カ月だが、まだ大きなことは成し遂げていないと思っている。ここまで何をしてきたは会見で話しましたが、2~3人は欲しい選手がいる。彼らがどのような状態で合流してくれるかを楽しみにしています。我々にはスターはいない。でも、能力がある選手はいます。自信も手応えもあるし、次のステージに行けると思っています」と、国内組への期待と、奮起にも期待を寄せている。

 さらには今後の強化方針についても言及。「我々は、リスペクトはするが、何も失うものはない。FIFAランクでは我々の上に50以上の国がある。予選を通過したら世界でも有数の強豪国とやりたいと思う。そういったことも準備していきたい。そこから学べることがある。我々がしっかり努力をして彼らに追いつかなければならない。そのために私が言っているのは、明日からワールドカップが始まると。1カ月で準備できるものではない。しっかりとした準備をしなければならないと思っている」とコメントし、W杯への切符をしっかりと手にし、強豪国との強化試合を求めていくと話している。

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