W杯予選初戦前にハリルホジッチ、Jリーグに日程調整を求める「野心を持って」

ハリルホジッチ

日本代表を率いるハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images

 日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア二次予選初戦のシンガポール戦に向け、前日会見に臨んだ。

 11日のイラクとの親善試合では4-0と快勝した日本代表。今回の2連戦に向け、1日にメンバーを発表し、すぐに合宿へ入った。しかし、最初はシーズンが終了した海外組から合流し、国内組は7日にJ1があったため、その後の合流となった。ハリルホジッチ監督は、運動量の多いサッカーのため、足が止まるシーンもあったが、暑さ対策を考えているのかを問われ、「現代サッカーではフィジカルが100%整っていなければ、本当に高いレベルのサッカーをすることは不可能」とコメント。

 さらに、午前と午後の二部練習を行った事前合宿の内容について、「今回は4つのグループに分けました。選手の筋肉系の問題もあり、すごく調整が難しかった。本当は国内組を先に持ってきたかったくらい」と振り返ると、「日本代表監督としてJリーグのカレンダーにも一言言いたい。日本代表の活動にもっと野心を持ってもらいたいと」と、Jリーグへの要求も口にした。

 また、「各選手と面談して、日本代表としてプレーしたければこういうプレーをしてくれと言いました。スピードのないサッカーをしているチームは厳しい。3試合で11点を取りましたが、もっと取れたと思っています。イラク戦でももっと取れたと。イラクもビッグチャンスをいくつか作ったが、それだけだった。日本とイラクのアジアカップの試合がどうだったか。そういった部分も比較してみてください」と続け、選手への要求も話している。

モバイルバージョンを終了