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トップ下でのプレーで結果残したい香川「一番得意なポジション」

2015.06.09

代表合宿でトレーニングを行う香川真司(中央)[写真]=兼子 愼一郎

 11日に行われるキリンチャレンジカップ2015のイラク戦、16日に行われるロシア・ワールドカップ、アジア2次予選初戦のシンガポール戦に臨む日本代表が9日、横浜市内で練習を行なった。

 練習後、取材に応じたドルトムント所属MF香川真司は、「試合に向けて時間がないですし集中してやっていきたいです」と、2日後に迫ったイラク戦に向けて気を引き締めた。

 そのイラク戦について「必ず勝たなきゃいけないと思いますけど、一番大事なのはシンガポール戦ですし、海外組は試合間隔が結構空いてるんで絶好の機会になる」と話し、結果にこだわりつつも、シンガポール戦を見据えている。

 そして「試合は2週間ぶりなんでけっこう大きな間隔だと思うし、しっかり確かめたいです。その中で勝ち切って内容も求めなきゃいけないから、そのための準備を集中してやっていきたい。試合同等のトレーニングはしてきたけど、やっぱり別物なので、やってみないとわからないです。ただ、ハードな練習をしてきたので自信を持って試合に臨みたいです」と、試合間隔が空いていることを懸念しながらも、自信をうかがわせた。

 試合の戦術に関しては「しっかり自分たちでボールを支配してやっていきたいです。その中で監督が要求する前への速さだったり、ディフェンスの仕方、奪ってからの攻撃、というのをピッチで表現したい。最終的には個人が判断すると思うので、違いを作っていきたいです。上手くいかない時には試合の中で選手同士、確かめ合って修正しないといけないし、それをみんながしっかり意識しないといけないと思います」と話した。

 香川はトップ下での起用が予想されるが「自分が一番得意とするポジションですし、常に結果を残していかないと。チームも変わっていてみんながそう思っている。でもそこを決めるのは個人のスキルと、持ってるものを表現できるかどうかなので、チームの中で個人として結果を残したいです」と、本職でのプレーで結果にこだわる姿勢を見せた。

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