練習をこなす吉田 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は18日午後、アジアカップ3戦目のヨルダン代表戦に向けて練習を実施。開催地のメルボルンでの初練習は約2時間で、冒頭15分のみ公開された。
2連勝の勝ち点6で首位に立つが、グループ突破は最終戦の結果次第。ヨルダンに敗れて、同時刻に行われる一戦でイラク代表がパレスチナ代表を下せば、日本とヨルダン、イラクが同勝ち点で並ぶ。
首位から一転して、グループ敗退の可能性もあるが、吉田麻也は「勝てばいいんじゃないですかね。細かいことにとらわれるよりかは、目の前の相手に対して、しっかり勝ち点3を取ることに集中したほうがいい」と動じない。
2013年3月のブラジル・ワールドカップ最終予選では、1-2とアウェーで敗戦を喫していた。フル出場していた吉田は、同試合を「もちろん覚えています」と語る。当時からの成長を問われると、「自分ではそう思っているけれど、ピッチの上で表現しないといけないし、結果で評価されていければ。全ては自分次第」と、毅然と話した。
日本は20日のヨルダン戦で引き分け以上の場合、グループ首位通過となる。