本田が投票したノイアー(左)、アギーレ監督が投票したクルトワ(右) [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は12日、スイスのチューリッヒで年間表彰式を行い、年間最優秀選手賞である2014年のFIFAバロンドールに、レアル・マドリード所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが選出された。FIFAは各国代表監督と各国代表キャプテンの投票結果を発表し、日本代表からはハビエル・アギーレ監督とミラン所属のFW本田圭佑が投票している。
C・ロナウドの2年連続3度目の受賞で、幕を閉じたバロンドール授賞式。しかし、アギーレ監督と本田が1位に選出したのはC・ロナウドではなかった。
アギーレ監督は、昨シーズン所属したアトレティコ・マドリードで18年ぶりの優勝に貢献した、ベルギー代表GKティボー・クルトワ(現・チェルシー)を1位に選出。2位には最終候補に含まれていたバイエルン所属のドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、3位にはバルセロナ所属のスペイン代表MFアンドレス・イニエスタを選んでいる。
一方の本田は、ノイアーを1位に選出。2位にはレアル・マドリード所属のウェールズ代表MFガレス・ベイルを、3位にC・ロナウドを選出している。
アギーレ監督と本田は、ともに1位の選手にゴールキーパーを選んでおり、特に最終候補に選出されたノイアーには51年ぶりのゴールキーパーの受賞に期待がかかっていたが、結果はC・ロナウドが圧倒的な支持を受けバロンドールを手にすることとなった。