ブラジル戦に向け前日練習を行う日本代表FW岡崎慎司 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は13日、国際親善試合のブラジル代表戦に向けた前日練習を行った。
マインツに所属する日本代表FW岡崎慎司は、「90分間、勝つことにフューチャーすると、引く時間帯もあるかなと思うし、逆に自分たちがカウンターで攻めるっていうことがあると思うんで、そういうやり合いになるのかな」と試合を展望した。
ブラジルは新体制になり3試合無失点と、ドゥンガ監督に代わり守備にも力を注いでいる。岡崎は、「全体的に守るって感じだと思うし、言ってしまえば前4人で簡単に攻めてきて、あとは6人で守るっていう形。逆に言ったらネイマールとかは多分サボってくると思うし、俺らにはチャンスがある」と分析すると、「そこでいかにダイナミックにミスを恐れずに前にパスを出していくかっていうのがポイントになると思います」と語った。
10日に行われたジャマイカ戦では不発に終わった岡崎。その悔しさを晴らすべく、ブラジル戦では積極的にゴールを狙っていくと語る。「ゴールを決めるためには、自分がいかに多くのボールを引き出せるかだと思うんです。いかに受け手になれるかが大切で、ゴールに向かうプレーもあるし、ペナルティエリアのボックスの外でもらって起点になることもあると思うし、そういうチャレンジをしていきたいですね」とゴールへのイメージを膨らませた。