試合終了のホイッスルが鳴り、チームメートに抱きつくGK中村航輔 [写真]=佐藤博之
AFC U-19選手権グループリーグ最終節が13日に行われ、グループCではU-19日本代表とU-19韓国代表、U-19中国代表とU-19ベトナム代表がそれぞれ対戦した。
第2節を終了した段階で韓国と中国が勝ち点4、日本が勝ち点3、ベトナムが勝ち点0で迎えた最終節。直接対決の結果が優先されるため、韓国に勝利しなければグループリーグ敗退が決まる日本だったが、南野拓実が2得点を挙げ、2-1と競り勝ち、逆転で決勝トーナメント進出を決めた。
同時刻キックオフの中国とベトナムの一戦は、すでにグループリーグ敗退が決まっているベトナムが前半に先制点を得たが、試合終盤に中国が同点弾を挙げ、1-1で終了。勝ち点1を分け合った。
この結果、勝ち点を6とした日本がグループ首位でベスト8に進出。2位には勝ち点5の中国が入り、前回大会優勝の韓国は勝ち点4の3位に終わり、グループリーグ敗退となった。
U-20ワールドカップ予選も兼ねた同大会ではベスト4進出で出場権を獲得する。日本は4強入りを目指し、17日に準々決勝でグループD(イラク、カタール、北朝鮮、オマーン)の2位チームと対戦する。