指示を出す手倉森監督 [写真]=小林浩一
第17回アジア競技大会に臨むU-21日本代表は10日、合宿3日目に練習試合を行い、全日本大学選抜と対戦。0-0で引き分けた。
U-21日本代表を率いる手倉森誠監督は試合後、「アジア大会の準備だということで、(初戦の)クウェートにフォーカスしているゲームではない」とコメント。「チームコンセプトの理解力と、実際に選手個人のコンディション、プレースピードというところの確認作業のゲーム」と狙いを明かした。
大会前最後の実戦で無得点だったが、「点を取り過ぎてもよくないし、取られ過ぎてもよくないゲームで、本当に気の引き締まる終わり方だった。6月には大学選抜に負けているわけで、そういう意味ではいいトレーニングになったと思う」と、収穫も口にした。
大会連覇を狙うU-21日本代表はグループDに所属し、14日にクウェート、17日にイラク、21日にネパールと対戦する。なお、大会は韓国の仁川で行われる。