ブラジル・ワールドカップで日本代表を率いたザッケローニ監督(左)[写真]=FIFA via Getty Images
日本代表監督を退任したアルベルト・ザッケローニ氏が、母国イタリアに帰国し、現地メディア『Sky』のインタビューに答え、イタリア代表監督就任の可能性を否定した。
ザッケローニ氏は、「多くの人が立候補しているが、私は違う。立候補しない。サッカー連盟の幹部が監督を評価し、交渉にあたればいいと思う。私は、イタリア代表監督の候補として8年前から噂されている」と答え、候補に挙がっていることを明かしつつも関心がないことを主張した。
そして、日本代表監督については「私が経験したことについては、多くのことを与えられたことで、私自身が報いなければならないと思う。ワールドカップは良い成績を収めることができなかったが、良好な関係で終えることを期待していた。だが、それがここまでのものとは思っていなかった。たくさんのサポーターが、この4年間、私たちがやり遂げたことに感謝するために、空港で待っていてくれた。ブラジルで私は選手に契約を更新しないことを伝えていた。他の監督にポストを譲ることが正しいと思えたからだ。日本サッカー協会は、私のサッカーのスタイルが新しい監督によって継承されることを選んだ。これは、私にとってとても喜ばしいことだ」と打ち明けている。