C組は3連勝のコロンビアが首位通過、2位ギリシャが初のベスト16

3戦連続得点のコロンビアMFハメス・ロドリゲス(左)と、3戦目で決勝点のPKを決めたギリシャFWサマラス(右) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が24日に行われ、グループCは全日程を消化して勝ち点9のコロンビアが首位、勝ち点4のギリシャが2位で決勝トーナメント進出となった。

 コロンビアは開幕戦でギリシャに3-0で快勝。2戦目のコートジボワール戦でも2-1と接戦をものにし、早々にグループリーグ突破を決めると、最終節でも日本に4-1と快勝を収め、3連勝を飾った。

 2位通過のギリシャはコロンビア戦で完敗を喫しての大会スタートとなったが、2戦目の日本戦を、退場者を出しながらもスコアレスドローで終え臨みをつなぐ。最終節のコートジボワール戦では勝利が必要だったが、同点で迎えた後半アディショナルタイムに得たPKをゲオルギオス・サマラスが沈め、大会初勝利を挙げ、勝ち点を4に伸ばして、逆転でベスト16の切符を手にした。

 コロンビアは1990大会以来、6大会ぶりの決勝トーナメント進出。ギリシャは3回目のワールドカップで嬉しい初のベスト16入りとなった。3位に終わったコートジボワールは初出場の2006年大会から3大会連続、最下位に終わった日本は2大会ぶりのグループリーグ敗退となった。

 なお、決勝トーナメント1回戦でコロンビアはグループDの2位ウルグアイ、ギリシャはグループDの首位コスタリカと対戦する。

■グループC最終成績
1位 コロンビア(勝ち点9/得点9/失点2/得失点差7)
2位 ギリシャ(勝ち点4/得点2/失点4/得失点差-2)
3位 コートジボワール(勝ち点3/得点4/失点5/得失点差-1)
4位 日本(勝ち点1/得点2/失点6/得失点差-4)

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