ゴール前での迫力に欠いたと語る岡崎慎司「勝負強さがなかった」

岡崎慎司

ギリシャ戦フル出場の岡崎慎司(右) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCでは日本代表とギリシャ代表が対戦した。

 フル出場した日本代表FW岡崎慎司は試合後、「まだ終わったわけじゃないので、最後(コロンビア戦)では、できるだけ多く点を取って勝てば(グループリーグ突破の)チャンスはあると思う」と、次戦を見据えた。

 スコアレスドローに終わったギリシャ戦については、「チームとしては良いチャンスを作れていたので、そこで決めきれないと勝つことはできない。FWとして今日は情けなかったし、こういう大舞台だからこそ(ゴールを)決めて勝利に貢献しなければいけなかった。今日に関しては自分の責任だと思う」と、話した。

 そして、「切り替えて、次で点を取ればチャンスはあると思うので」と、話したうえで、「アグレッシブに前から行くことはできたと思いますけど、相手が引いた状態で崩しきることができなかった。崩しきれなくても、最後のところで決めていれば勝つことはできたと思うので、そこの勝負強さが自分たちと自分にはなかった。そこを見せられるようにしたいですね」と、コメント。「相手が引いた状態で、自分たちに(自由に)やらせてくれるという形でもあったが、狙っていたとおりにはできたけど、攻めさせられている感じもあった。最後のところで迫力をもって、ゴールに向かうことができなかったと思うし、最後のところで迫力を持ってクロスに入っていくようなことができなかった。そういう部分で、得点をするような場面が少なかったと思います」と、振り返った。

 勝利が絶対条件となったコロンビア戦に向けては、「勝つしかないので、たくさん点を取って、前へ前へ仕掛けていく気持ちで。今日はコートジボワール戦よりはできたと思うので、そういう気持ちで臨みたいと思います」と、抱負を語った。

 日本の第3節は24日、2連勝で勝ち点6、決勝トーナメント進出を決めたコロンビアと対戦。ギリシャは同日にコートジボワールと対戦する。

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