初戦とは違う試合と強調…ザック「『前のことは忘れろ』と言った」

ザッケローニ

ギリシャ戦の前日練習に臨んだザッケローニ監督 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節ギリシャ戦を翌日に控えた日本代表は18日、試合会場となるエスタディオ・ダス・ドゥナスで記者会見とメディア対応に臨んだ後、公式練習を実施した。

 前日会見に臨んだアルベルト・ザッケローニ監督は、ギリシャ戦を展望して、「まず、試合が(コートジボワール戦とは)全く違うことを認識しないといけない。選手それぞれに、『何をしなければならないのか、何に集中すべきなのか』を言った。『前にやったことは忘れろ』とも言った。既に分析して、そのことについて話し合った。今度は違うチームで、違う試合に専念しなければならない。チームのベストを出さなければならない。それでもって、相手に立ち向かうつもりだ」と、コメントした。

 そして、開催国であるブラジル代表に言及したうえで、「日本もかなりの潜在能力を持っている。それを見せるための、2つの試合がある。明日の試合だが、さらに先に進むためには勝たなければならない試合だと思っている」と、話し、「ギリシャは非常に辛抱強く、粘りのあるチームで、まとまったチームだ。非常にコンパクトで、しっかりしていて、実績を積み上げてきている。それが対戦相手にとって強みになっているのではないかと思っている。対戦相手としては良い相手だと思う」と、印象を語った。

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