キャンプ地での練習に励む今野泰幸 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループC第1節コートジボワール戦から2日経った16日、日本代表はベースキャンプ地・イトゥで練習を行った。
記者団の取材に応じたDF今野泰幸は、「この間の反省点を数多くやって、次のギリシャ戦に向けても」と、ミーティングが行われたことを明かし、19日のギリシャ戦に向けて、「間違いなく難しい試合になると思うけど、この間の試合で悪いところが全部出たから、自分たちの良いところを出していくべきだと思う。次はギリシャ相手に良い攻撃をして崩してくれるという期待がすごくあるので、大丈夫だと思う」と、攻撃陣への期待を語った。
コートジボワール戦については、「見ている人以上に、やっている人はたぶん圧力を感じたと思う。僕から見たら、圧力を感じてしまって、相手が2トップにした時にセンターバックも怖さを感じたと思うし、それに対してサイドバックも絞らなくちゃという気持ちになって、ボランチも下がらなくちゃとなって、少しずつ皆がポジションを下げて、中盤と前のスペースが空いてしまったのかなと。そこをうまく使われてビルドアップされて、どんどん前を向かれてしまったのかなと。相当の圧力だったんだと思う」と、戦況を見つめた感想を話した。
そして、攻撃陣と守備陣の意思統一について、「そこを合わせるのが声になってくると思うし、日本人同士なのでしっかりコミュニケーションを取れると思う。しっかりと組織にしないとボールを奪うのは難しい。相手も個人能力が高くて、身体も強いので、まとまらないと強さは出てこない」と、コメントした。
日本代表は19日のグループリーグ第2節でギリシャと対戦。24日にはコロンビア戦を控えている。