決勝点となる左足のシュートを放つ大久保 [写真]=Getty Images
国際親善試合が6日に行われ、日本代表とザンビア代表が対戦。日本は前半に2点を先制されたものの、FW本田圭佑の2得点とFW香川真司の得点で逆転すると、一時は追いつかれたが、後半開始時からピッチに立ったFW大久保嘉人の決勝点で4-3と競り勝った。
試合後、決勝点を決めた大久保は、以下のように勝利を振り返った。
「最後の最後の一発が、青(青山敏弘)からすごくいいボールが来たので。トラップも完全に決まりましたし、思い切り振り抜きました」
――追いかける展開で投入されたが、監督からは何か?
「センターバックを下げさせろということを言われましたし。それよりも(香川)真司と(本田)圭佑に『近くでやろう』ということを最初、入るときに言ったので、それでリズムができたのかなと思います」
――途中から右サイドに移ったが?
「こないだは不安でしたけど、それは1回したことで、全然不安もなかったですし、思い切って、自信もってやることができました」
――あきらめない姿勢がゴールにつながった?
「最後の最後まで何が起こるかわからないし、一生懸命最後まで走り抜いてやろうというのは決めているので。まだ本番じゃないですけど、これでいい形でいけると思います」
――課題は?
「まだまだ課題はありますし、もっとつめないといけないところもありますけど、勝ち癖をつけて行けることはすごくいいことなので、むこう行ってビデオ見ながらやっていきたいと思います」
――本大会前までに決めたのはいいことでは?
「そうですね。常にゴールは取りたいですし、その中で1点取れたっていうのは個人としても、すごい勢いを持って入れると思うのでほんとに楽しみになってきました」
――W杯に懸ける気持ちを。
「常に最後というね、気持ちを持ちながら、全力でやっていきたいなと思います」