コスタリカ戦に右サイドで出場したFW大久保嘉人 [写真]=Getty Images
国際親善試合が2日に行われ、日本代表とコスタリカ代表が対戦。前半に先制点を許した日本だが、後半に遠藤保仁、香川真司、柿谷曜一朗の得点で3-1と逆転勝利を収めた。
試合後、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、「右でのプレーを見てみたかった」と語り、サイドハーフとして大久保嘉人を先発起用。練習ではトップ下に入り、5月27日のキプロス戦は1トップで途中出場していた大久保は、右サイドでの起用に「もう少しサイドに張っておかないといけないんだけれど」と前置きしつつ、「右サイドでボールをもらうと景色も違うし、完全に孤立するから、怒られてもいいかなという感じで自分から中に入った」と、自らの判断でアクションを起こす場面があったことを明かした。
初めてとなる右サイドでの起用に、「不安しかなかったです」と心境を明かした大久保だが、「でも、楽しんでやろうと思ったし、こんな感じなんだという収穫もありました」と、ポジションへのこだわりは特にないと語っていた通り、早くも手応えを口にした。