サーキットトレーニングをこなす岡崎慎司
ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーで、シーズンを終えて帰国している海外組の選手たちが19日、都内で自主トレーニングを行った。
最終日となった練習には、長谷部誠や岡崎慎司、内田篤人、香川真司、吉田麻也、清武弘嗣、酒井高徳、酒井宏樹、大迫勇也の9選手が参加。前日同様、ひざの炎症で別メニューとなった酒井宏樹を除く8選手が、フルメニューを消化した。
自身2度目の大舞台を控え、岡崎は「自分たちのサッカーを出せるかどうかは、メンタルとコンディションの部分が大事かなと思う」と、練習後にコメント。ベスト16に進出した前回の南アフリカ大会については、「あのときに良かったのは、ベテランの選手がすごく大きかった」と振り返る。
「(川口)能活さんとか、(中村)俊輔さんとか、楢崎(正剛)さんとか。試合に悔しいけど出られなかった選手が、奮い立たせた。そういう選手が頑張っているだけでも盛り上がるというか、自分たちがやらないといけないという気持ちにさせられる」
前回大会を踏まえ、「そういうことを誰かがやろうとかではなくて、みんなにそういう気持ちがあれば、確実にチームは結束する」という岡崎は、「チーム的にはやらないといけないというか、自然にそういう状態になっていると思う。そういう流れで一カ月やれればいい」と雰囲気作りについて語った。
日本代表は、25日に壮行会を行い、27日に国内最後の試合となるキプロス代表戦に臨む。