ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーで、シーズンを終えて帰国している海外組の選手たちが18日、都内で自主トレーニングを実施。3日目となった練習には、長谷部誠や岡崎慎司、内田篤人、香川真司、吉田麻也、清武弘嗣、酒井高徳、酒井宏樹、大迫勇也の9選手が参加した。
練習後に取材に応じた清武は、今シーズンを振り返り、「本当に苦しいシーズンだったし、降格は悔しかったし、最終戦に出ていないことも悔しかったですけど、それは過ぎたこと。今振り返ってもしょうがないし、今は代表のために1日1日をしっかりと過ごしていきたいと思います」と語った。
練習については、「昨日と今日はフィジカル(練習)だったんできつかったけど、みんなと集まってこうやって練習できるのは光栄だし、楽しくやれていますね」と話し、「きつい時こそ楽しもうと篤人さんも言っていますし、今日はサポーターの方も盛り上げてくれたんで、乗り切れました」とスタンドから声援を送ったファンにも触れた。
本大会まで1カ月を切ったが、「ここから上げていかないといけない。ピークは初戦なので、そこに合わせてやっていきたいです」と狙いを明かすとともに、「やっているからには試合に出たいし、そういう気持ちはありますけど、23人でいい競争をしていくことが大事。出ても出なくてもそういうのは変わらない。でもやるからには出場を目指します」と意気込んだ。
日本代表は、25日に壮行会を行い、27日に国内最後の試合となるキプロス戦に臨む。