W杯日本代表DF酒井宏樹「結果を出さないといけない」

酒井宏樹

別メニュー調整だった酒井宏樹

 ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーで、シーズンを終えて帰国している海外組の選手たちが18日、都内で自主トレーニングを実施。3日目となった練習には、長谷部誠や岡崎慎司、内田篤人、香川真司、吉田麻也、清武弘嗣、酒井高徳、酒井宏樹、大迫勇也の9選手が参加した。

 負傷のために別メニューだった酒井宏樹だが、「21日にしっかり合流できるように今は外れて練習していますけど、全く問題ないです」と練習後にコメント。ブンデスリーガの終盤戦に強行出場していたことを問われると、「その後は焦らないようにと思っていた。痛みをゼロに近づけられるようにしたいということで(残り2試合を欠場した)。悪化したということはないです。一番ひどい時は終わったんで」と、回復が順調だと話した。

 練習はファンに公開されたこともあり、「すごいみんな注目していると思うし、結果を出さないといけないと思う。モチベーションも徐々に上がっていくと思うので、周りの応援やプレッシャーに応えていけるように準備したいです」と語るとともに、意気込みも明かした。

「もともと日本代表には監督のスタイルがありますし、技術の高い選手は沢山いるので、僕ら選手は監督が思っているサッカーにどうフィットしていくかだと思う。それを目指してやっていくだけです。監督の言うことに100パーセントに近づけて行けるように、もっと意識を高めていきたいと思います」

 また、メンバーに選出された際については、本当に1週間前まではやりきった感があった。でも近づいてくるうちに選ばれたいという気持ちが強くなった。選ばれなかったらクラブから何を言われるか分からないと思ったし、そのために治療に専念させてもらっていた。その期待に応えていきたいと思います」と振り返った。

 日本代表は、25日に壮行会を行い、27日に国内最後の試合となるキプロス戦に臨む。

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