合同練習後に会見に臨んだキャプテンの長谷部誠
ブラジルW杯メンバー23人に選ばれた内田篤人、香川真司、吉田麻也、長谷部誠の4選手が16日、都内で11時より合同自主トレを行った。
練習後会見に応じたキャプテンの長谷部は、次のようにコメントしている。
――2002年の秋田選手、中山選手ののようなベテランの役割を務める選手が呼ばれなかったことに関して、キャプテンとしてどう思うか?
「今の選手達は個々で高い意識を持ってやっている。自分がこの4年間キャプテンをやってきたが、何か特別なことをやってきたわけではない。選手それぞれが自覚して、率先してやってくれるので、まとめる必要がないといったら言い過ぎかもしれないが。自分がキャプテンをやらせてもらったが、それ以外にも遠藤保仁さんだったり、川島永嗣だったり、本田圭佑だったり、長友佑都だったり、リーダーとして先頭にたってやってくる選手がたくさんいる。だから、監督の頭にもそういう選手を選ぶ考えがなかったのかもしれない」
――ザッケローニ監督はチームの輪を乱さないことを重視してこの23人を選んだと思うか?
「監督が今回選んだ選手を見ても、そして今までのことを見ても、やはりチームの輪というものを重視している。メンバーだけでなく、監督とコミュニケーションを取っていても非常にそう感じる」
――大久保選手が招集されたことについてどう思うか?
「彼(大久保)が入ってきて、また新しい競争力が生まれる。彼は31歳のベテランなので、チームの雰囲気だったりを盛り上げてほしい。彼もリーダーの一人になってくれる存在だと思っている」