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元鹿島の岩政、W杯に臨む後輩の大迫に期待「点を取ってほしい」

2014.05.14

日本代表に選出された大迫勇也 [写真]=VI-Images via Getty Images

 タイのBECテロ・サーサナFCに所属するDF 岩政大樹が14日、自身のブログを更新し、ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーに選ばれた1860ミュンヘンに所属する日本代表FW 大迫勇也に言及した。

 岩政は鹿島アントラーズ時代の後輩が代表選出されたことを、「今回のW杯のメンバー選考で、個人的に嬉しかったのが、サコ(大迫勇也)の選出です。2年前のオリンピックメンバー落選からここに辿り着いたことを祝福します。ぜひ活躍を、というか点を取ってほしいですね」と喜んだ。


 代表デビューした昨年に関しては、「サコは明らかに変わりました。プレーはもちろんですが、以前はたまに練習中に切れてしまったりしていましたが、昨年はチームが苦しいときに自分からみんなにポジティブな声をかけるようになりました」と明かすとともに、「意識的か無意識か分かりませんが、サコは自分の課題をどこかにストックしておいて、自分の中で消化できたときに一気に自分を変えていける力があるように思います」と評価した。

 岩政は大迫が加入した際、「ヘディングとポジショニングについて話したことがありました。具体的には、ヘディングの際は、早くジャンプすること。ポジショニングは、ニアで点を取れるようになることです」とコメント。昨季のJ1で自己最多の19ゴールを挙げたプレーについて、「クロスからニアで合わせる得点のイメージが強いのは僕だけでしょうか」とつづった。

「昨年、試合に出られなくなって紅白戦で何度も対戦したとき、サコがそのコツを掴んだこと、そして大きく成長したことを肌で感じました」という岩政は、「昨年末、チームの納 会で飲んだ時、サコが僕に、『大樹さんが出られないのおかしいよ。紅白戦嫌だったもん。』と言われたとき、僕は少し嬉しくて。サコにそれを言われて嬉しくなってる自分に、『あー、完全に立場が逆転したんだな。』と思いました」とブログを締めくくり、後輩の成長を記した。

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