W杯日本代表に選出されたセレッソ大阪の柿谷曜一朗 [写真]=Getty Images
日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ監督は12日、ブラジル・ワールドカップに臨む代表メンバー23名を発表した。
セレッソ大阪からは、FW柿谷曜一朗とMF山口蛍が選出。柿谷は、記者団の取材に応じ、以下のようにコメントしている。
――当確と言われていたなかで、本心は？
「結果を出せていない試合が多く、『そんなんで（選ばれるのか？）』という話しも結構あった。自分でもしっかり結果を残さなければいけないと思っていた」
「でも、そのなかで、この日まで、自分的には一生懸命やっていた。選ばれたからには、そういう声を気にしているようではあかん」
「今までも、これからも、C大阪がACLで優勝するため、Jリーグで優勝するために全力でやってきた。明日の試合も、次の中断前のJリーグの試合もそう。日本を背負って立つ試合なので、本当に重要な試合になると思う。そういうプレッシャーや責任も、分かっている」
「ただ、選ばれた者にしか味わえないところもあると思うし、それを大いに楽しみたいと思う。W杯に行く以上、選ばれなかった人の分も、当たり前かもしれへんけど、日本を代表して試合を勝ちぬく。そのなかで、自分のゴールで勝てればいいですが、勝つために試合をしに行くので。優勝という目標を最後、現実にできるように、チーム一丸というのだけではなく、ほんまに、日本人が1つになって戦えたらなと思います」