インシーニェ(右)にチェックにいく長友(左) [写真]=Getty Images
セリエA第35節が26日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとナポリが対戦。長友は先発出場した。
試合は開始直後、ロレンツォ・インシーニェの左クロスからナポリのチャンスとなるが、ホセ・カジェホンがボレーシュートを狙ったところは、長友が体を寄せてミートさせなかった。10分と11分にはインテルのエルナネスとマテオ・コヴァチッチのミドルシュートが立て続けに枠へ向かうが、GKホセ・マヌエル・レイナが防いだ。
インテルがボールを持ち、ナポリが縦に速い攻撃でチャンスをうかがい、互いにゴール前の場面が見られる。14分にはダニーロ・ダンブロジオのミスからボールを奪ったナポリが、最後はドリース・メルテンスのDFライン裏へのボールにカジェホンが抜けたが、シュートはゴール左に外れる。
インテルは18分、ジョルジーニョの不用意なパスを奪ったロドリゴ・パラシオがドリブルで持ち上がり、そのままミドルシュートを放ったが、ゴール左に外れる。36分にはナポリのギョクハン・インレルがミドルで狙うが枠の上へ。前半はスコアレスで折り返す。
後半に入り50分、ナポリは左サイドからのクロスをペナルティエリア内で受けたゴンサロ・イグアインにチャンスが訪れるが、シュートはカバーに入った長友に当たって、得点とはならず。直後にインテルは、長友の左クロスにパラシオがニアサイドからヘディングで合わせたが、ゴール右へそれていった。
82分にインテルはコヴァチッチのスルーパスをペナルティエリア内左で受けた長友がシュートを放つが、GKレイナが足で弾く。すると直後にナポリのインレルのシュートがインテルゴールを襲うが、ポストを直撃してしまった。86分、ナポリはイグアインが足首を痛め、担架で運ばれて負傷交代を強いられる。結局試合はそのまま終了し、0-0の引き分けに終わった。
インテルの連勝は2でストップ。今シーズン15試合目の引き分けとなった。ナポリは2試合連続の引き分けで、今節での3位確定とはならなかった。なお、長友はフル出場している。