NZ戦2得点の岡崎が酒井宏との連携を語る「狙い通り」

岡崎慎司

[写真]=足立雅史

 5日、「キリンチャレンジカップ2014」が行われ、日本代表とニュージーランド代表が対戦。日本は開始17分までに岡崎慎司の2得点、香川真司、森重真人のゴールで4点を奪ったが、その後はニュージーランドに2点を奪われ、4-2で勝利したものの、試合運びに課題を残す結果となった。

試合後、2得点を挙げた日本代表のFW岡崎慎司は以下のようにコメントをしている。

■岡崎慎司
――裏を狙うシーンが多かったが、狙い通り?
「狙い通りでした。まずそこを狙って、(相手の)サイドバックに自分がいることを分かってもらって、そこから(酒井)宏樹を上げられるように。サイドバックが食いついたら宏樹が空くというのは何回もできた。そういう形が多かったのは収穫」

――ハーフタイムに戻る時に酒井選手と話していたのは?
「そのこともあるし、守備のところで前がかりになって、取れなかった時でもみんなでプレッシャーを早くいこうというのが強すぎた分、宏樹のところを狙われていたので、あそこは俺らもいかないほうがよかったなという話をしていた。後々、攻撃の話もしたし、僕が前を向ければ、宏樹も上がれるとか、そういうコミュニケーションを取っていた」

――今日の試合のテーマは?
「今日はテーマ的にはやってみないと分からないという感じだったので、やってみて、意外に相手が前からきたので、最初に自分たちが主導権を握りやすかったところはあった。相手にもっと引かれていたら、嫌だったなというのはあったけど、サイドバックも自分にガンガンきたので、あそこが使いやすかった。裏へのケアがまったくなかったので、相手はそこをあまり警戒していなかったのかなと思った」

――駆け引きがうまくいった?
「いや、相手が最初から僕のことを見ていなかったので。それが1点目につながったと思うし、(香川)真司も僕がたぶん左で触れればかなり空いていたと言っていたので、真司がやったように僕も左で逆サイドを見れるようにしたら、もっとチャンスが作れたのかなと思った」

――倒れながらのシュートはトラップ失敗から?
「そうですね。ボールが結構揺れて落ちたので、ちょっとトラップは失敗したけど、そこから相手はちょっともたついていたので、諦めずにいったことがよかった」

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