デンベレ(右)と競り合う吉田(左) [写真]=Getty Images
国際親善試合が19日に行われ、ベルギー代表と日本代表が対戦。先制された日本は、柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司の得点で逆転し、ベルギーの反撃を1点に抑えて3-2と勝利を収めた。
試合後、フル出場した吉田麻也は、以下のようにコメントしている。
「2失点したけど、強豪に勝てたことは大事なことだし、アウェーでこういう相手に勝てたのは大きいと思う。もちろん、課題を踏まえて次につなげていかないといけないですけど」
―オフサイドも多かったが?
「オランダ戦もそうだけど、すごくラインコントロールがよくなっているし、特に今日は僕以外の3人(森重真人、酒井高徳、酒井宏樹)がしっかりと規律を持ってやってくれたので、やりやすかったです。特に出し手のところでサイドバックの選手が読みやすかったタイプだったし、動き出しも早かったのでオフサイドになったけど、ピンチの場面もあったのでそこはもっとつめていきたいと思います」
―手応えは?
「できたことと、できなかったことがありました」
―できなかったこととは?
「セットプレーでまたやられてしまったことと、自分たちのミスから失点してしまったというのと、本当その辺ですね。本大会で立ち上がりに点を取られるのは、プレッシャーのかかり方も違うし、その中でまたプレーを進めていかないといけないとなると、すごく難しくなるので、そこは今日の課題だと思っていましたけど、まだ課題ですね」
「前半、中2日の影響もあって、みんな足元でもらう傾向が強かったんですけど、後半は裏に抜ける動きが多くなったので、出しやすかったですし、結果そういう形から得点にもつながっているので、久しぶりに出た選手、チャンスをもらっている選手の働きがそういう結果につながっていると思います」
―前線の守備への対応は?
「コンフェデとかウルグアイ戦が終わった後から非常に意識してやってくれていると思う。そうすることによって、後ろも守りやすくなっていると思うし、それが1つの形になりつつあると思います」