2013.11.19

ベルギー戦に臨むザック「メンバーを少し変えようと思っている」

ザッケローニ
ベルギー戦の前日会見に臨んだザッケローニ監督

 日本代表は欧州遠征7日目となる18日、ベルギー代表戦の前日練習をベルギー国内で行った。

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が、ベルギー戦の前日会見で以下のようにコメントした。

―中2日での試合ということで、選手のコンディション面が大事になってくると思うが、現時点でメンバーがどれくらい変わりそうかというプランと、明日の試合の後は来年の3月まで活動がないため、ワールドカップに向けて予定されているスケジュール以外に、協会に対して活動を増やしたいという希望はあるか?
「明日の試合が終わってからの3月までのスケジュールだが、ゲームを入れる予定はない。1つ目の質問に関してだが、明日のゲームでは、この間のフォーメーションからメンバーを少し変えようと思っている。相手のベルギーに関してはFIFAランクで5位ということもあり、2013年ではこの間のコロンビア戦が初めての敗戦だったという、非常に強いチームだということはよくわかっているが、我々はワールドカップに向けて準備を進めていくうえで、当然チームとしてのプレーも高めていかないといけないし、またメンバーの実力をこういった場でテストしなければいけないと考えているので、そういう意味では明日のゲームは重要と思っている」

―オランダ戦の後半に良い試合をして引き分けに終わった後、選手たちのリアクションをどのように見たか。自信を得た選手もいるし、悔しそうな選手もいて様々だったが。指揮官の目から見てどうだったか、それが成長として感じられた部分はあったか?
「選手たちの反応に関しては、内容に満足しているということに関しては良いと思う。ただ、試合の流れを考えると、『勝てなくて残念だ』という思いを持ったり、そういった表情を見せることは悪いことではない。個人的には、内容がどうだったかということが大切で、そういったことを見たかった。このチームはコンセプトに沿ってやっているのか、また、その目指すべき道を進めているかどうかを、この間のゲームを通じて確認したかった。このチームはコンディションの良い時は非常に良い内容を見せるが、それをいかに継続的に出していけるかが、これまでの課題になっていると思っているので、やはり引き続き、このパフォーマンスを出せていければ良いと思う」

―3月まで代表チームの活動ができないということで、この試合が終わった後、各選手にはクラブでどのように成長して欲しいか?
「まずはより試合に多く出られるように心がけて欲しいという話をしようと思う。各々のクラブでやり方は違うが、しっかりとトレーニングに励んで欲しいと思っている。代表を考えると、できるだけコンスタントに選手が試合に出ることが大切だと思うし、コンスタントに良いトレーニングをするということが、代表の活動に繋がってくると思っている」

―各国が力をつける中、ベルギーは群を抜いてFIFAランキングもここ1年で上げてきて、驚異的に強くなってきていると思う。ヨーロッパの監督として、最近のベルギーをどう見てきたか。一番気をつけないといけないところはどこか?
「まず、この間のベルギー対コロンビアを見ながら少し思っていたが、その2つのチームが近年、非常に力をつけてきていて、ヨーロッパではベルギーで、南米ではそれがコロンビアなのではないかと思っている。チームの特長としては、目指すべき道というか、イメージの共有がしっかりとできていて、そこにたどり着くまでにどういったプロセスを踏んでいければ良いのかということをよく理解しているチームだと思う。そのため、フィジカルを全面に押し出して、自分たちの特長にあった、能力を活かしたサッカーをしていくチームだと思っている。技術、フィジカル、経験といった要素は非常に高いレベルで融合していると思うし、多くの選手がヨーロッパのビッグクラブでやっているということは、経験という意味では大きいと思っている」

―本田(圭佑)選手が『ベルギーは評価されている程は強くない』とコメントした。自分たちのモチベーションを高める意味で言ったと思うが、逆に相手のモチベーションを高めてしまうのではないかと、火に油を注ぐことも考えられるわけで、そのへんはどう思うか?
「本田がそういうことを言ったとは知らなかった。私が思うに、ベルギー代表は今のランキングに値するだけの結果を残していると思うし、先ほども言ったが、非常にフィジカルが強く技術レベルも高く、経験豊富なチームだと思っている。実力通りのランキングにいる、非常に強いチームだと思うが、選手の発言は自由だから、それはそれで良いと思う。火に油を注ぐということは、イタリア語で言うと『寝ている犬を起こしに行く』という言い回しをするが、ベルギーが寝ているとは思わない」

―オランダ戦に前に、『機会があれば3-4-3をテストをしたい』と言っていた。(ベルギー戦は)年内最後の試合となるが、どういう状況のときだったらやろうと思うか。それともこの間のオランダ戦を受けて、今回は(試さなくて)いいと思っているのか?
「先日のオランダ戦を受けて、やはりピッチが重かったということもあり、選手が非常に疲労していることもある。選手の中には少し問題を抱えている選手もいる。明日のゲームまでに回復の時間が当然少なくなってくるので、選手全員のコンディションを見て、まずはどういったメンバーを使っていくのかということを考えたうえで、どういったシステムを採用するのか。また、試合の最中にそれに移行するのかということも考えていきたい」

―ボールがない時の重要性を語っているが、現在の日本代表で前線の選手のボールがない時の動きは、ワールドカップで必要なものに対してどのくらいのところまで来ているのか。今の状態で良いのか、それとももっと必要なのか?
「オフ・ザ・ボールの動きがよく出る時は非常に良い形、良いサッカーができているという実感はある。どれぐらいのレベルに来ているかと言われると、自分の理想から言うと75パーセントぐらいの仕上がりに来ていると思っていて、以前も話したが、ホームでやったオマーン戦やヨルダン戦、札幌でやった韓国戦、コンフェデレーションズカップのイタリア戦などが、自分たちの目指すべきサッカーだと思っている。あれだけアグレッシブに迫力を持って攻守にプレーできるということは大切だと思うし、ダイナミズム溢れるサッカー、特に前線の動きが活発になる、そういった意味でのダイナミズムがチームとして出ている時は、我々は非常に良いプレーができるという実感がある。今後の課題は、それを意図的に継続してどこまで出せるか、いかに出せるかというところに入ってきている。当然、自分たちがどういったことを目指しているのか、どのようにプレーをしたいのかということを明確にわかることがまずは大切だと思う」

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