2013.11.17

大迫のゴールが分岐点…オランダ指揮官「精神的に大きかった」

ファン・ハール
日本戦を振り返ったファン・ハール監督(右) [写真]=VI-Images via Getty Images

 国際親善試合が16日に行われ、日本代表とオランダ代表が対戦した。

 試合は前半、ラファエル・ファン・デル・ファールトとアルイェン・ロッベンのゴールでオランダが先行したが、前半終了間際に先発起用された大迫勇也の得点で1点を返した日本が、60分に本田圭佑の得点で同点とし、2-2のドローで終えた。

 試合後、オランダ代表を率いるルイス・ファン・ハール監督は次のようにコメントした。

―前半と後半で全く違う試合となったが、原因は何だと考えるか?
「前半はオランダの方がボールをキープできたし、より良いチームだった。2-0になるのは当然だった。ハーフタイム前に日本を甘くしてしまい、信じられないようにボールが入ってしまったということがあった。非常にリスクを取ったのが前半の終わり頃で、あのようなリスクを取るべきではなかった。それで日本にチャンスを与え、2-1となった。それは日本にとって精神的に良いブーストだったと思う。日本は控えの選手を2人入れて、それがとても良かった。それによってプレッシャーを与えることができたし、もっと攻めることができるようになった。オランダは後ろからファン・デル・ファールトとシーム・デ・ヨングにボールが入らなくなった。そのためGKの(ヤスパー)シレッセンが長いボールを出すことが多くなり、それがオランダの選手に届かなかった。正直に言うと日本のプレーは非常に良かった。3-2になってもおかしくはなかったため、前半と後半の違いは控えの選手を、2人を入れたことだと思う」

―前半が終わる直前で得点されることは以前もあったが、原因はあるのか?
「今回も前半終了2分前に、ロッベンがみんなに終了間際と声をかけていたようだ。チーム全体があまりリスクをとらないようにすることを皆が理解しているのに、こういう結果となった。オランダのサッカーのスタイルでもあるかもしれないが、今回こうなったのは相手の質でもあると思う。それをもっと配慮しないといけない」

―2点を入れられる試合展開は以前にもあった。その時はディフェンスから前線にボールを送ることが怖くなったのか、いつも自陣の方でプレーを行っていたが?
「前半もそうだった。こういう展開は前もって想像できたが、良い選手を出してプレーをさせるプロセスの中のひとつになる。前半の最初の10分は日本が危険だったが、その後はそうではなかった。しかし、後半はまたそういう状態になった」

―昨日の会見では若いDFラインへの質問が相次いだが、今日の出来については?
「ディフェンスへの意見は昨日と変わらない。今日の問題はボールを上手くキープできなかったことだ。全て、ひとつのプロセスということで、ボールをキープして相手がそれを奪うという繰り返しになったが、今日のディフェンスはそう悪くはなかったと思う。一番の問題は、前半の終わりに許した日本のゴールだった。それが精神的に(ダメージが)大きかった」

―途中交代したナイジェル・デ・ヨングの役割について
「ゴールを日本に与えてしまったということがある。デ・ヨングだけでなく、(ケヴィン)ストロートマンと(ロン)フラール、シレッセンも失点の際に役割があった。あまり個人的な選手に対して話さないようにしている。前半はファン・デル・ファールトが一番良かったと思う。ボールが彼まで届いていたことが大きかった。しかし、後半はファン・デル・ファールトにボールが届かなくなったので代えた」

―ハーフタイムにナイジェル・デ・ヨングを代えたことは前から考えていたのか?
「違う。彼はけがをしたので代えた」

―プロセスの中のひとつということについて説明して欲しい
「こういうことは予想できた。本来はディフェンスで左利きの選手が良かったが、左利きの選手は2人とも、けがをして出られなかった。その代わりにフラールを入れた。彼は右利きだが仕方なかった。日本は1点を入れてプレッシャーを強め、さらに前に出てきた。そのため、フラールは難しい状況になった。(ダレイ)ブリントもいなかったため、負担が大きくなった。予想通りだというと、私はすごく鼻の高い監督だとよく言われるが、仕方がないだろう」

欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
20pt
チェルシー
20pt
リヴァプール
20pt
欧州順位をもっと見る
ドルトムント
17pt
ライプツィヒ
14pt
ボルシアMG
14pt
欧州順位をもっと見る
セビージャ
16pt
バルセロナ
15pt
アトレティコ・マドリード
15pt
欧州順位をもっと見る
ユヴェントス
24pt
ナポリ
18pt
インテル
16pt
欧州順位をもっと見る