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U-17W杯敗退に吉武博文監督「2040年には優勝したい」

U-17日本代表を率いた吉武監督 [写真]=FIFA via Getty Images

 UAEで開催されているU-17ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が28日に行われ、グループDを首位突破したU-17日本代表は、グループFで3位だったU-17スウェーデン代表と対戦し、1-2で敗戦した。

 試合後、U-17日本代表を率いる吉武博文は以下のようにコメントした。

―試合を振り返って
「2失点なら3点取らないといけません。アクションが少なかったです。勝つとすれば1-0か3-2の選択肢の中、崩せずに2失点したことが原因だと思います」

―試合後、何を選手に話しましたか?
「まだ話していないのですが、話そうと思うのは、予選の3試合も負ける形があったということです。勝っても負けても自分たちが次に何をすべきか。10年後にもっといいサッカーができるように、それぞれが自分のストロングポイントを伸ばし、ウィークポイントを減らして、またこの場所に戻ってこようと」

―スウェーデンの印象は?
「守りが固かったです。ゆっくりしたテンポだったので、速いテンポで戦うことができませんでした。相手よりも僕らの方に問題がありました。守りきろうというスピリットは見習わないといけないと感じました」

―フィジカルが強いチームに対し、結果を残してきた日本ですが?
「今日の試合を10回行ったら、どちらに勝利がやってくるか分からないので、1回の結果でやり方は変えません。5年後、10年後に彼らがもっと質を高めないと。テンポアップなど、もっとやらないといけません。そこができるようになればいいと思います」

―今回のようなスタイルで何年後かにU-17W杯で優勝できると思うか?
「日本サッカー協会は2050年でW杯優勝を目標にしています。逆算すると2040年にはしたいなと思っています」

―残り10分間、横パスばかりの展開になってしまったが?
「テンポが上がらないというか、ゆっくり回し過ぎていました。もっと近くに人がいて、無駄なパスも必要です。途中は良いシーンがあったと思います。ダイレクトプレーから杉本がフリーになったのも、ワンタッチパスがどこかで入っていました。結局は、原因として相談できていませんでした。ボールと自分の関係しか見えていなくて、相手がどこで守っているかを見られなかった。平常心になれず、自分がボールを受けたい、シュートを打ちたい、という状況になってしまいました。相手から見れば、『来るだろうな』と分かりやすくなってしまいます。それを打破しないと、もっと上のステージには行けないと思います」

―チュニジア戦と比べて、失点するリスクは高かったと思うが?
「自分としては前半に失点すると苦しくなることは分かっていました。守りきれず、エンジンがかかりませんでした。スムーズにボールが動かなかったです」

―チームを立ち上げた頃から選手たちが成長した点は?
「目標を高く持ち、自分を改善しよう、目標を達成しようと自立してくれました。でも、結果が残せませんでした。日本は日常が全く違います。スウェーデンはこんな試合を日常の世界でやっているが、僕らは日常がアジアのレベルです。そこをどう我々が埋めていくか。こういう経験をどんどん下のカテゴリーからさせてあげないといけないです」

取材●安藤隆人

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