FOLLOW US

U-17W杯参戦中の96ジャパン、チュニジア撃破で3連勝の首位突破なるか

痛快な勝ちっぷりを見せるU-17日本代表 [写真]=FIFA via Getty Images

 共に2勝を挙げ、決勝トーナメント進出を決めており、この試合は1位・2位決定戦となった。もちろん、96ジャパンはラウンド16の対戦相手を見て、勝ち点などを計算するようなチームではない。

 この試合で重要なのは、どの順位で終えるかではなく、これまでの2戦で出た課題をどこまで解消し、決勝トーナメントに繋げられるかにある。

 チュニジアは【4-1-4-1】の布陣を敷き、左サイドのシヘブと1トップのハゼムがスピードに乗った仕掛けで襲い掛かってくるカウンターサッカーを展開。日本としては、いかに相手のカウンターをつぶせるか。ロングボールを蹴ってくる中で、いかに中盤をコンパクトに保って、高い位置でのポゼッションと、2列目からの飛び出しを生かしてゴールを奪えるか。

「怖がってラインを下げるのではなく、積極的にコンパクトにして、中盤や前線でボールを奪いたい。できるだけハーフウェイラインを越えた位置で試合をしたい。できればポゼッション率80パーセントを目指したい。積極的な守備をしての3失点はいい。ただ積極的な守備をするということは、攻撃に力を入れるということなので、3得点、4得点を獲りたい」と吉武博文監督も、積極的な攻撃を強調し、そのトレーニングをこの2日間で徹底して積んできた。

 スタメンは第二戦同様、大きく入れ替わる予想で、ポジションも大きく入れ替わるだろう。前日練習ではCBには第二戦目で右のワイドトップに入っていた中野雅臣と、アンカーだった鈴木徳真が入っており、サイドバックも会津雄生と三好康児が入っていた。

 はっきり言っておくと、吉武監督にとって、この試合は決して消化試合ではないし、選手を全員出したいという慈悲で選手起用をしようとしているわけではない。最初から全員が複数のポジションをこなし、選手起用もポジションも全員でローテーションしながら、日本の良さである運動量と繋ぐ技術を、相手の長所を消しながら披露していく。

 チュニジア戦はこの明確な信念を貫き、ファイナリストになるためのステップアップとしての重要な一戦にする。吉武監督を始め、チーム全体からその意思がひしひしと伝わってくるだけに、興味深い一戦であることに変わりはない。

文●安藤隆人

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO