
国際親善試合が15日に行われ、ベラルーシ代表と日本代表が対戦した。
日本はセルビア代表に0-2と敗れた11日の試合から先発の変更はなく、負傷で2日間別メニューだった本田圭佑もスタメンとなった。
立ち上がり、ボールを支配する日本は、4分にペナルティエリア手前中央の本田からパスを受けた左サイドの香川真司がミドルシュートを狙ったが枠の右へ外れた。11分にも岡崎慎司がエリア内右から左足で狙うもGKに弾かれた。13分には柿谷曜一朗がGKと1対1になるが、シュートは足に当ててしまった。
優勢に試合を進める日本は19分にも内田篤人がカットインすると、味方とのワンツーでエリア内に侵入してチャンスとなるが、シュートはGKの正面を突いてしまう。ホームのベラルーシはカウンターを中心にペースを握り返し始めると、37分にはゴール正面やや遠い位置のFKをセルゲイ・キスリャクが無回転の強烈なシュートで狙うがGK川島永嗣が防いだ。
日本はパスを回すもチャンスを作れずにいると、44分にエリア内のティモフェイ・カラチェフが後方にボールを落とし、ヤン・ティゴレフが強烈なミドルシュートをゴール左上へ突き刺してベラルーシが先制する。
1点をリードされて後半を迎えた日本は、51分に柿谷を下げて森重真人を投入し、3バックに移行する。しかし、55分にはベラルーシがスローインから一瞬の隙を突き、後半から投入されたヴィタリー・ロディオノフがエリア内でシュートするが、ゴール右下へのボールは川島が弾き出した。
62分に日本はFKを得ると、本田からのボールを森重が頭で落とし、岡崎が詰めたが、得点とはならず。2分後にも本田の右クロスに吉田麻也が頭で合わせる場面があったが、GKの正面となった。
その後日本は、選手交代などで得点を目指すが、徐々にペースは停滞していき、打開策なく、そのまま0-1で敗れた。
日本代表は欧州遠征2連戦を無得点3失点の2連敗で終えた。11月には再び欧州遠征を行い、16日オランダ代表との試合が決定済。19日にも試合を予定している。