2013.09.06

ザック、代表の戦術変更には「スタイルを崩して戦ってはいけない」

ザッケローニ
グアテマラ戦についてコメントしたザッケローニ監督 [写真]=白井誠二

 日本代表は5日、「キリンチャレンジカップ2013」のグアテマラ代表戦に向けた前日練習を大阪長居スタジアムで実施した。

 アルベルト・ザッケローニ監督は練習後、前日会見に臨み、グアテマラ戦に向けての選手起用や戦術について、以下のようにコメントした。

―対戦相手を考えると明日のほうが新しい選手起用やチャレンジできると思うが、どのように考えているか?
「そういう考え方もあると思うが、同時にベースにあるチームの成長も促して行かないといけないと考えている。どちらとも言えるのではないか。全てを決めきれていない状況でどこまでトライをするのか、決めきれていない」

―柔軟にチームの方向性を変える考えは持っているか?
「まず失点がある事実は当然あり、そこを否定することはできないので、失点の原因を探っていかないといけないと考えている。以前の代表チームがどのような戦いをしてきたかはわからないので、コメントは避けたいと思うが、我々の失点はほとんどがコンフェデの3試合とウルグアイ戦。4試合とも、世界でトップ10に全てが入ってくるチームだったことは否定できない。それを踏まえ、どこまで自分達のミスで失点をしているのか、どこまで相手が上で失点をしたのか。そういうところに基準を設ける、ラインを引くというのはすごく難しい作業だと思っている。これまでも守備ラインの整理ということに関しては、やってきたし、今後も継続してやっていく。ただ、個人的には、相手がどこまで良かったかを考えるよりも、当然自分達がミスを犯してしまったら負けるということを考えていかないといけないと思う。そういうことを解決していくために、チームがよりコンパクトになって戦えるように、チームとして効率を維持しながらも、力を出していくことは要求し、コンセプトを忘れずにやっていきたい。当然、日本代表は世界に出ても、日本代表のスタイルを崩して戦ってはいけないと思っているし、日本人選手の特長を全面に出すサッカーをしていかなければいけないと思う」

―中米のチームと戦うことは来年のワールドカップに向けてどういう戦いになるのか?
「まず、協会が世界の異なる国とマッチメークをしてくれることに対しては、すごく感謝している。明日の試合は、最近出てきた我々の課題を修正するチャンスだと思うし、チームとしての成長を促せる絶好の機会だと思っているので、そういうことを重点的に狙いながら試合に臨みたい。これからワールドカップ本番まで公式の大会に参加できないので、その中で自分達の最大の目標は、どこまで成長していけるかということだと思っている。当然サッカーの世界では結果が常に重要視されると思うし、されるべきだとも思っている。我々の場合はここから本番に向けて、自分達がいかに成長できるか、どのくらい成長を続けていけるかに重点を置いていきたい。コンフェデまでの戦いを見ると、チームのバランスは非常に保たれていたと思っている。多くの得点を挙げ、少ない失点で切り抜けるというチームだったが、コンフェデでは、やはり得点数は継続していたが、失点の数が増えてしまった。何が言いたいかというと、1つのポジションのせいにするというわけではなく、チーム全体としてバランスが少し崩れてしまったと思っているので、チーム全体の問題として、課題を修正していきたい。当然ここから本番に向けて、適正なバランスをいかに身に付けていくか、取り戻していくかということが大切になってくると思う」

―理想にバイエルンやドルトムントの全員攻撃、全員守備のチームを挙げていたが、そこに到達するために何が必要か?
「目指すところは、そういうところに置くべきだと思っているし、このチームは能力からいけば、質、量を兼ね備えたチームだと考えているので、そういうところを目指していくと言える」

―酒井宏樹の代わりに槙野智章を招集した理由は? 3-4-3に関係があるのか?
「そういうことではなく、シンプルにチームでの活躍を評価した。長友(佑都)や酒井高徳に関しては右でのプレーも可能だから槙野を招集した。あとは3-4-3を試していることは、時間があり、集まれるときに出していこうという意図でやっている」

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