2013.07.29

日本の初優勝で閉幕の東アジア杯、韓国戦後の選手コメント一覧

主将の駒野を中心に喜ぶ日本代表の面々 [写真]=Getty Images

 サッカー日本代表は28日、東アジアカップ2013の最終戦で韓国代表と対戦。2-1で競り勝ち、勝ち点7となり大会初制覇を果たした。

 韓国戦を終えての選手たちのコメントは以下の通り。

栗原勇蔵
―主導権を握られていた守備陣にとってはかなり大変な試合だったと思うが?
「ずっと攻め込まれていたし、今日に関しては割り切ってというか、ラインも上げられなかったし、前でもキープできなかったから、相手のペースだったんですけど、1失点してしまったけど、何とか勝つことができてよかったです」

―押し込まれていて、ラインを上げられない状況をどう耐えようと思ったか?
「ラインを上げるのがサッカーというわけではないから、今日に関してはそれよりも勝つことというか、勝ちに近づくためにラインの設定が自分の思ったよりは上げられなかったですけど、最終的に守れたことは、よかったんじゃないかと思います」

―守り切れた要因は?
「みんな体を張っていたと思う。ただ結果的に失点が1というだけで、ピンチもあったし、相手がシュートとか、もっとうまければ入れられているわけだし、そういうピンチ自体をもっと減らさなければいけないなというのはやっていて思いました」

原口元気
―2点目のアシストは?
「コマさん(駒野友一)からのパスだった。89分守備していましたけど、最後ああいう形で1つ仕事ができたのが、苦しい戦いの中で1つ成長かなと思います」

―決めたかったシュートでは?
「センタリングと迷ったんですけど、打つことによって何か起きるかなと思ったので、そのまま入っちゃえばよかったですけど、カッキー(柿谷曜一朗)がうまく詰めてくれたので」

―この大会で個人評価は?
「もっと自分のプレーをやりたい、出したいという気持ちもあったんですけど、今日の試合展開とか非常に難しかったですし、なかなか出せなかったのが本音です。でも、その中でもそのまま終わってしまうのではなくて、最後にああやって仕事ができたというのは、やっていることの成長の証だと思うので、そこに関してはよかったなと思います」

柿谷曜一朗
―シュート2本で2点決めたが?
「いや、2本しか打てていないというのが情けないですけど、決定率的にはいいかなと思います。ただ、裏に抜け出して、もう1点、もう2点取れたと思うし、落としのところでミスも多かったですし、Jリーグでそのミスをもっと減らして、もしまた呼ばれた時にはもっと成長した自分を見せられたらいいなと思うし、この出来じゃまだまだだと思います」

―この展開は想定内?
「完全アウェーだったので、指示はほぼ聞こえず、ピッチ内での味方の声もほぼ聞こえなかったので、すごくやりにくかったです。でもチャンスは絶対1つ2つあると思っていたので、それをしっかり決められたのはよかったと思います」

―1点目は?
「トシ君(青山敏弘)はサンフレッチェでもああいうボールを(佐藤)寿人さんに出しているので、そのイメージでとった瞬間に、中国戦でもあったんですけど、僕が決められなくて、そのイメージでやりました」

―誰がどういう特徴を持っているか整理してやっていると言っていたが、その成果?
「そうですね。いいボールすぎてシュート打つ時に緊張しましたけど、いつも通り打ててよかったです」

―2点目は簡単そうに見えて難しかった?
「トラップしようと思って迷っていて、心臓もバクバクで、『ヤバい来てしまった』と。実際あれはGKの裏まで走るか、止まって待つか2分の1だったけど、その瞬間にこっちかなと思ったらそこに来たんで、『ヤバい、本当に来てしまった』という感じで、『頼む、入ってくれ』と。冷静に映っていればいいかなと思いますけど」

森重真人
―相手がハイボールを多用してくる中、ヘディングの部分で負けていなかったが?
「もともとそんなにヘディングが苦手な方ではないので、そんなに不安はなかったです。でも勝つことが全てじゃないので、そこで負けたとしても、周りのカバーだったりが重要になってくる。自分がまず勝つというのが一番いいですけど、次のことも考えながら今日は冷静にできていたかなと思います」

―押し込まれる時間が長い中で、ボールが前に運べない状況が続いたが、一番意識していたことは?
「とにかくやられないことだったと思うし、実際、あれだけ攻められていても決定的なチャンスはほとんど与えていなかったと思う。そこを冷静に見極められたというのは、どうしてもああいう戦いになると『やられているんじゃないか』となってきますけど、冷静に見られる自分がいたので、そんなに慌てることなく、来たボールを淡々と跳ね返すという作業だったかなと思います」

―そういう展開でどう点を取るか?
「やっぱりカウンターは常に持っていないといけないものですし、実際カウンターで1点取れたことはありました。ミーティングでも後ろの相手のリスク管理が雑だったという話もあったので、そこはチャンスかなと」

―改めて常連組への挑戦権を得た?
「自分のやるべきことはやれたと思うので、あとは待つしかないですし、これに満足せず本当にどんどん東京に戻ってやるべきだと」

■山口螢
―大会MVPだったが?
「俺でいいのかなと。誰が見ても(柿谷)曜一朗だと思うので(笑)」

―中国戦では寄せのところで行けなかったと言っていたが、今回は出せたのでは?
「後半は多少なりとも行けたかもしれないけど、前半はかなり相手に押し込まれて、チーム全体としてもすごい下がってしまっていて、なかなか前に行けなかった。そういう意味では、自分のなかで全然いい印象を持って優勝したという感じではなかったです」

―前半から韓国が勢いよくきていたなかで、どういうことを考えていた?
「なかなか前で起点を作れていなかったし、押し込まれる時間帯が長かったので、前半をゼロに抑えようと思っていました。ただ、ミドルシュートで1点を失ってしまって、そこはコミュニケーションを取って、誰が寄せるのかをはっきりとさせました」

―数的優位をサイドで作ってくるという話だったが?
「今日は試合を通じて、うちの守備陣形がすごく中で頑張っていることもあって、サイドで起点を作られるシーンがかなり多かったです。そういうところに入ったときにどう守るのか、これからうまくやっていく必要がありますね」

―3試合を終えての感触は?
「個人的にはまだまだだと思います。大会は終わったので、一旦忘れて、セレッソに帰って、結果をしっかり残すことに集中したいです。たしかにいい経験にはなったけど、これで満足するわけにはいかないので、とりあえず今は頭も切り替わっているので、チームに帰って、やることをやりたいです」

槙野智章
―交代はけが?
「脱水症状です。ハーフタイムのときに、手足のしびれと嘔吐があったので、無理できないと思っていました。監督にも、『最初から100パーセントで行って、ダメなら交代する』と言われていたので、できるところまでやろうと思っていました」

―試合前からコンディションが悪かった?
「そんなことはないです。水も飲んでいたし、なんでかな?がんばりすぎたかな(笑)」

―守備で?
「攻撃はなかったですからね(笑)。(原口)元気と2人で、『守備ばっかりしているな俺ら』と話していました(笑)」

―こんなに押し込まれるとは思わなかった?
「そうですね」

―想定外?
「最初は、今までの経験を踏まえ、アウェーの韓国は独特の難しいゲームになると思っていたけど、もうちょっと時間が経つにつれて落ち着くかなと思っていました。45分押されたなかで、後半の45分は相手も落ちるなとは思っていました。欲を言えば、あそこで失点を抑えられればよかったですけど」

―守備がはまらなかった?
「最後のところはやらせませんでした。ボールは持たせていたけど。ボールを奪った後のところが一番の問題ですね。守備に追われて、サポートの距離も遠かった。奪ったあとはパスが1つ、2つとつながるかどうかだったので」

豊田陽平
―(終了間際の相手の決定機を阻止して)ガッツポーズは自然に出た?
「とにかく短い時間でしたけど、何度も言いますけど、自分のアピールというよりは日本のために、そういったところがまず大事だと思いましたし、それが、ちょっとしたことですけど、日本のためになれたと思うので、自然と出てしまったと思います」

―今日、出場時間が短かったが、アピールという部分では?
「今日はアピールというほどのことはできなかったと思います。力になれたというところでは、入ってすぐ追い掛け回したし、得点の場面でもラインを下げさせて飛び込んで、マイナスの柿谷(曜一朗)くんを空けました」

―その点は力になれた部分では?
「そうですね。とにかくがむしゃらにというところもありますし、サガン鳥栖でも味方のために、チームのためにといったところの犠牲心を植え付けられています。そういったところを日本代表でも少しでも出せたかなというところはあります。ただ、アピールとなると、やっぱり、得点が必要でしたし、その点では悔しいですね」

青山敏弘
―1点目のアシストはガッツポーズが出ていたけど、狙い通り?
「狙い通りですね。(柿谷)曜一朗が良いポジションを取っているのはわかっていたし、動き出しも中国戦で1本、動いてくれたのを出せたんで。その1本で、そういう動きもあるんだというのが、僕もそうだし、曜一朗もそうだし、それが今回も生きたと思います。それ以外、あまり縦パスを入れられなかったというか、ボールを持っていなかったので、彼の良さを出せなかったんだけど、1本でもチャンスを作れたら決めてくれる選手がいるし、そういう状況にしたのは自分たちなんですけど、そこがもうちょっと上手く行けば、もっとチャンスは増えていくと思いますけど。だから、もうちょっと彼の良さを出せるようなプレーができればなと反省しているんですけどね」

―1-1で終わるのと、1-2で終わるのとでは気持ち、自信、得られるものが違うと思うが?
「結果は最低限だと思っていました。優勝するためには。そこからのプラスアルファが自分の中で欲しかったのですが、全くなかったし、それは納得いっていないです」

徳永悠平
―どんな指示を受けた?
「しっかり守って、というところからですね。最悪、引き分けでもよかったから、スコアもそのままでもよかったので、アクシデントでの交代だったと思うから、しっかり穴を空けないようにということから入りました」

―1対1でやられる場面はなかったが?
「相手も押し込んできていて、なかなか自分たちの時間が少なくて、最終ライン、ボランチも、みんなで守って少ないチャンスをものにできたので、良かったと思います」

―追加招集での参加だったが、振り返って?
「最初はまったく準備していなかったです。そういう中で呼んでもらえたのは嬉しかったし、素晴らしいチームメートと優勝することができてよかったと思います。この経験を次に生かしたいと思います」

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