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豪州戦2ゴール、カップ戦に相性抜群のストライカー・大迫勇也とは?

オーストラリア戦で2得点を記録した大迫 [写真]=Getty Images

 日本代表は25日、韓国で行われているEAFF東アジアカップ2013の第2戦でオーストラリア代表と対戦し、3-2と競り勝った。今大会2試合を終えて、1勝1分けの勝ち点4として、首位に浮上した。

 日本代表を勝利に導いたのは、2得点を挙げたFW大迫勇也。A代表初先発の一戦で見事に結果を残し、ポジション争いに名乗りを上げた。

 大迫は1990年生まれ、プロ入り5年目のストライカー。2009年、鹿児島城西高校の一員として出場した全国高校選手権で、歴代個人最多記録となる10得点をマーク。対戦相手の選手が「大迫半端ないって!」と叫んだエピソードは有名だ。同校の準優勝に大きく貢献し、鳴り物入りで鹿島アントラーズに入団した。当時リーグ2連覇中の名門でも、大迫は1年目から順調に出場機会を確保。2年目には背番号「9」を託された。昨年は、常連だったU-23代表のメンバーから、ロンドン・オリンピック直前に落選する挫折も経験。悔しさをばねに、今シーズンはダヴィと並び、チームトップタイの7得点(J1第17節終了時)を挙げ、鹿島をけん引している。

 大迫の特長は、巧みなポストプレーと、“活かす”、“活かされる”の両面をそつなくこなす器用さ、そして、振りの速い左右両足でのシュートだ。オーストラリア戦でも、前線から少し下がった位置でパスを引き出し、起点として機能した。視野が広いため、パスを受ける役割だけでなく、展開力も期待できる。そして、オーストラリア戦の決勝弾に象徴される、コンパクトな足の振りから放たれるシュート。シュートレンジも広く、鹿島では無回転のミドルシュートを突き刺す場面もあった。

 そして、大迫はカップ戦に強い。高校選手権での得点記録樹立はもちろんのこと、プロ入り後の成績には目を見張るものがある。ヤマザキナビスコカップと天皇杯で通算33試合出場、17得点。リーグ戦では122試合で28得点のため、カップ戦への相性の良さは群を抜いている。東アジア「カップ」での鮮烈なデビュー。そして、来年のブラジル・ワールド「カップ」―。本大会まで1年を切った今、23歳の点取り屋に、期待は高まる。

文●内藤悠史

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