2013.06.20

ザック「試合を見た人は、誰もが満足したのでは」/イタリア戦

ザッケローニ
イタリア戦を振り返ったザッケローニ監督 [写真]=FIFA via Getty Images

 コンフェデレーションズカップのグループリーグ、グループAの第2節が19日に行われ、イタリア代表と日本代表が対戦。イタリアが4-3で勝利し、グループAでは1試合を残してブラジルとイタリアのグループ突破が決まった。

 試合後の記者会見に臨んだ日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、以下のようにコメントしている。

―今日の結果については?
「ブラジル戦では本来の姿で戦えなかったということで、どうなるかと思っていた。チームには普段のやり方でやるように言ったが、それを実行してくれたと思う。最終結果は我々の望むものではなかったが、非常に良い内容だった。勝利が必要だったので、チャンスを掴もうとした。しかし、イタリアの方が我々より少ないチャンスをうまく得点に結びつけたということを認識しなくてはいけない」

「以前にも言ったが、我々にとってコンフェデ杯はとても有用な機会だと思っている。チームとして成熟させることができるし、国際的な経験も積める。そういった試合での両チームの経験の差が出たのではないかと思う。だが、試合だけを見れば、イタリアには決して負けていない内容だった。イタリア人として、1970年のワールドカップ(メキシコ大会)を思い出した。(準決勝の)イタリア対ドイツ(当時西ドイツ)戦で4-3と勝利した試合だが、イタリア人は常に思い起こす。今夜も非常にエキサイティングだった。常にスコアが動いたからね。特に後半はそうだった」

「満足している点は、選手が多くのチャンスを作ってくれ、あきらめなかったことだ。スペースを埋めて、イタリアにほとんどチャンスを与えなかった。こういったプレーをすれば、普通は勝利を手にするのだが、選手にとっては残念なものとなった。勝利したチームが勝つべき試合だったということだろう」

―イタリア戦の戦術はどのように考えていた?
「バルセロナやスペインのように戦おうとした。プレッシャーをかけ、出来るだけボールをキープしようとした。また、縦パスが入る際、(マリオ)バロテッリを見つけるようにした。とにかくイタリアの試合を困難にさせるようにした。できるだけボールをキープし、イタリアのやり方ができないようにした。あとは、素早いボール回しを心掛けた。ワンタッチ、ツータッチで細かく回すように指示した」

―ジャッジについては?
「審判の判定に何か行動をするということはない。判定に賛同できるかは別として、抗議することはない」

―メキシコ戦に向けては?
「時間はあまりないが、回復に努め、出来るだけ良い試合をしなければならない。我々に有益な経験になるからだ。W杯に向け、良い内容の試合をしたい。今日の試合はそれを見せられたと思うが、もっと経験を積まなければならない」

―スタジアムの観衆は日本をサポートしていたようだが?
「なぜ日本を応援してくれたかは、ブラジルの観客に聞いてみてほしい。ブラジルでは日系人社会が大きいと聞いている。でもアクセントを聞いてみてもブラジル市民が応援していたようだった。私としては日本を応援してくれて喜んでいる。今日の試合を見た人は、誰もが満足したのではないか。両チームがいい試合を見せたから満足して帰れるだろう。準決勝には出られないが、イタリアには頑張ってほしい」

―守備面の改善については?
「いつものようにCKから1点、そしてオウンゴールで1点だった。細かい内容については、どのような試合でも見られるもの。来年のW杯に向けて修正しなければならないことだと思っている。ブラジル、イタリア、メキシコのようなチームと対戦した際、ミスをするとやられてしまう。そういうチームと対戦することで教訓を学べる。日本のサッカーはまだ若いと言える。しかし、大きく成長もしている。強豪と比べると、短期間でコンスタントなパフォーマンスは出せないと思うので、少ないチャンスを掴まなければならない。W杯に向けてはそういったギャップを埋めなければならない。チームは成長している。ギャップを埋めることがチームと私の課題だ。他のチームはそういった経験があるが、日本も追いついてきたと思う」

―ブラジル戦からの短期間でどうやって勇気が出せた?
「それほど難しいことではなかった。幸運なことに、優秀な選手たちがいる。少しのメッセージを伝えるだけだった。プレーの仕方の順序立てをしなければならなかったが、あとはそれぞれの個性やテクニック、イニシアチブ、ダイナミズムといった要素で実践してくれた」

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