2013.06.03

大一番に臨む日本代表のザック監督「決勝戦前夜のような気持ち」

前日会見に臨んだザッケローニ監督 [写真]=足立雅史

 日本代表は3日、ブラジル・ワールドカップ出場権をかけたアジア最終予選のオーストラリア代表戦に向けた前日練習を、埼玉スタジアムで行った。

 練習後、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が前日会見に臨み、以下のようにコメントした。

「数日前にフレンドリーマッチを消化して埼玉に移動してきた。明日の試合は非常に重要だということは認識している。この数日、できる限りフィジカルコンディションや技術面、戦術面、精神面での試合のアプローチをして、いい準備ができた。当然、相手の実力はわかっているし、これまでも2回ほど対戦し、実力のあるチームだと認識している。そういうリスペクトを持って、相手を迎えたい。明日の試合に関しても、我々は約3年間このチームでやっているから、選手達には最大の信頼を持って臨んでもらいたい。選手達がいいパフォーマンスを見せてくれると、確信している。常にそうだが、約束できることは明日の試合で自分達の実力を出す、最善を尽くすということ。明日はディテールであったりが試合を分けるのではないか」

―3選手が合流したが、コンディションはどうか?
「3選手に関しては、みなさんよりちょっとだけ多く見られた。今日の目標はどれだけ回復させられるかというところに置いた。少し疲れは見られるかもしれないが、彼らは非常に若く、元気だと言っていたので大丈夫だと思う」

―ワールドカップ出場を初めてホームで決められる可能性があるが、特別な感情はあるか? クラブでのリーグ優勝とは違うものか?
「それによく似た感情を持っていて、選手の感情はわからないが、監督としては決勝戦前夜、前日という気持ちである。ここまで沢山のことがあり、長い戦いだったから、やはり目的達成のために準備をしていかなければいけない」

―本田圭佑がもたらすチームの変化を教えてもらいたい?
「監督としてはいかにチャンスを作れるか、いかにゴールに向かえるかを考えないといけない。例えば、この前のワールドカップ予選のヨルダン戦に関しては、チャンスは演出できていた。ゴールに向かう形はできていたが、そこに決定力がなかった。もし、そこに本田が決定力をもたらしてくれるならば、武器が1つ増えたのかなと思う」

―今日合流した3選手以外はフル出場できるか? 本田は何分くらい出場できるか?
「ブルガリア戦で時間制限を設けたことは、より多くの選手を見たかったということと、フィジカルのところで問題を抱え、コンディションが上がらないメンバーがいたということ。しかし、埼玉に入ってからは全員が非常にいい形でトレーニングに臨めている。最終的にそれはピッチに立ってみないと分からないが、ベンチに素晴らしい選手がいてくれるし、試合に出ている選手達のコンディションをチェックしながら適正な選手を入れていく。本田に関しては、最近90分間プレーしていないが、直近の試合は70分近く出ている。その後に少し疲労は残っているみたいだが、この間の出場時間よりは数分多く出られると思う」

―就任後、埼玉スタジアムでは全て勝利しているが、このスタジアムのどういうところが好きで、力がもらえるか?
「埼玉スタジアムに限らず、これまで試合をしてきた全ての日本のスタジアムを気に入っている。確かに重要な試合は埼玉で行われているが、他のスタジアムでも多くのサポーターが詰めかけ声援を送ってくれる。なので、結果が出ているから埼玉スタジアムが好きなのではなく、全てのスタジアムが同じように好きである。選手達が主人公だから、これまで結果が出ていることは、選手達がよくやっていると思う。このチームはサポーターの声援に応えようとするので、沢山の応援があるとよりそれに応えようとする。ブルガリア戦の豊田スタジアムでも90分間だけでなく、試合後も声援を送ってくれることは、非常に嬉しいこと。明日の試合は、我々もサポーターも大切だと認識しているので、素晴らしいスタジアムの雰囲気が作られると思う」

―ブルガリア戦から今日まで、選手に最も訴えたことは何か? オーストラリア戦で結果を残すために選手達に求めることは何か?
「ブルガリア戦とオーストラリア戦では試合の位置づけが異なり、ブルガリア戦はフレンドリーマッチで結果が最重要項目ではなかった。あの試合の目的は、できる限り選手のコンディションを把握することだった。豊田では期間が空いてでの試合だったため、上手くスムーズにいかないことも当然あった。そこからオーストラリア戦まではできるだけ完璧にチームとしてやりたいことを出せるレベルまで持っていこうとした」

―ブルガリア戦を振り返りミーティングは活況を呈したということだが、その姿を見て感じることはあったか?
「そのミーティングには呼ばれていないかもしれない。参加した記憶がない。私が参加したミーティングは試合を冷静に分析して、監督からの意見をチームに伝えた」

 日本代表は、4日にオーストラリア代表と対戦。引き分け以上の結果を収めれば、5大会連続5回目のワールドカップ本大会出場が決まる。

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