日本代表は2日、ブラジル・ワールドカップ出場権をかけたアジア最終予選のオーストラリア代表戦に向けた練習を、埼玉県内で行った。
練習に訪れた日本サッカー協会の大仁邦弥会長は、以下のようにコメントした。
―選手を激励したのか?
「みんなに握手して、宜しくと」
―選手は緊張している感じだったか?
「いや、大丈夫でしたよ。落ち込んでいることもなく、普通にやっていました」
―原(博実協会技術委員長)さんと話をされている感じだったが?
「見ていた? 別にちょっとだけ、普通の話」
―決まるまでは決まった後の話はしない形ですか?
「はい」
―禁句ですか?
「いや、別に。そういうわけではないけど。何が起こるかわからないから、決まるまではそこに集中した方がいいだろうということで」
―最終予選ぽくなってきましたね。
「ずっと、そうですけどね」
―監督とは話はしたのか?
「しました。この間(ブルガリア戦)は『あんたがいなかったから負けたんだ』と言われました。それで『すみません』と」
―ホームで決まれば初になり、4日の注目度も高いと思うが?
「日本で決められればいいので、とにかくこの一戦に集中してやってもらいたい。ベストを尽くしてもらえればそれでいいと思う」
日本代表は、4日にオーストラリア代表と対戦。引き分け以上の結果を収めれば、5大会連続5回目のワールドカップ本大会出場が決まる。