2013.02.07

GK川島永嗣「この1年間でどれだけ成長できるか」/ラトビア戦

 日本代表は6日、2013年の初戦となるキリンチャレンジカップ2013でラトビア代表と、ホームズスタジアム神戸で対戦。岡崎慎司の2ゴールと本田圭佑の得点で、3-0と快勝した。

 試合後、日本代表の川島永嗣は、以下のように勝利を振り返った。

―前半の出来は後ろから見てどうだったか?
「ダイナミックにプレーしようという意識はありましたけど、前半はなかなかそれが上手くいかなかったのかなと思います。後半になってボールが動くようになったし、相手のプレッシャーも弱くなったので、スペースを上手く使いながらできました。急に集まって時間のない中の試合だし、コンディション的にも難しい部分はあると思います。ただ、自分たちがチャレンジした中でもうちょっと前半のところでもいい部分が見えてもいいと思いました」

―『質にこだわる』と言っていたが、内容的にもどうですか?
「悪くはなかったと思いますけど。ただ、前半でダイナミックな動きやプレーをしようと思ったところで少しズレたり、自分たちがボールを動かすだけになったりとかもあったと思う。そこはもうちょっと意識を持っている中で、それがプレーに上手くつながればいいと思います」

―前半ギクシャクしたのは3カ月ぶりというのは1番の理由か?
「それは1つの要因ではあると思いますけど、自分たちとしては常に意識を持っていないといけないし、こうやって急に集まってやる機会だし、そういう意味ではアグレッシブさはもうちょっと見せることができてもよかったと思います」

―これまでだったら1-0で終わっていた気もするが、2点差3点差と普通に勝つところにチームの強さを感じたが?
「自分たちがどこまでやれるかは自分たち自身が認識していると思うし、しっかり締めないといけない部分はしっかり締める。前半でちょっと上手くいかないとなったときは、耐えるというか、切り替えの部分だったりとか、球際の所で負けないとか、カバーのところだったり、そういうところは意識してやれていた。そういうところの柔軟さというのは、今のチームの良さでもあると思うし、色んな種類の試合があると思う。今日のようなフレンドリーマッチがあったり、今度の予選の試合もあるが、そのなかでも色んな試合をどんどん経験することはチームにプラスになると思う。違った種類のゲームの中でも勝てるというのは、今のチームのいいところだと思います」

―チームの経験値は大きいか?
「もちろん急に集まって予選をやるのとフレンドリーマッチをやるのでは、多少意味合いは変わってくるかもしれないですけど。ただ、意識という面ではみんな変わらず持っているし、試合の状況に応じてね。頭を柔軟にして対応していかないといけないという意識を持っている。それはいいところかな」

―守備面で気になったところは?
「ロングボールが来ると思ったが、逆にボールを動かしてという感じだった。パワープレーで来られるシーンがもうちょっと出てきたほうがいい試合になったと思うが、何回かあったFKでもしっかり体をつけていた」

―吉田麻也がボールを失うことが2、3回あったが?
「そういうシーンも出てくると思う。ミスの後でも攻撃の意識が強すぎて、ポジションが開き過ぎちゃう時もあるし。でも、今日はボールを取られたときのポジションも取れていたので、1人がミスしてもその他の選手がカバーできるいい意識はあったのかな」

―大事な試合が続いていくが、代表における目標や課題は?
「この1年間でどれだけ成長できるかがすごい大きいと思うし。チームも変わってここまで半年やってきて、まだまだ自分自身の能力や判断だったりとかを上げていくチャンスはまだまだあると思う。この1年間でどれだけ判断の速さだったり、ぎりぎりのところでのプレーの質の高さというのを高められるかで、ワールドカップに向けて自分達がどれだけ強みを持って臨めるかに変わってくると思う」

―クラブに日本人選手が2人入ったが、アドバイスはしたか?
「日本人選手が欲しいというのがあったので、いい選手だとは言った。あとは、今回みたいに移籍金を日本のチームに払ってでも日本人選手を取りたいとヨーロッパのチームが思ってきているのは、いい意味で1つの例だと思うし。こうやって若い選手がJリーグから外に出て活躍することで、今まで移籍金ないから安いし取るみたいな感覚が変わってきているのかなという印象もある。それをどんどん多くしていくには、また新しく来た選手が活躍していかないといけない。そういった意味ではJリーグが魅力的であるというのは、非常に大事だと思う。海外に新しく来た選手や今いる選手もそうだし、Jリーグでやっている選手も含めて、自分達自身が価値を生み出していけるようにやっていかなければならないのかなと思う」

―彼らにとって川島の存在は心強いと思うが、どのような感じで臨んでいるのか?
「必要なことは、ミーティングとかわからないことは伝えますけど。別に甘やかさないとは言ったので。自分たち自身で、僕達もそうだし言葉がわからなかったりとか、チームに馴染むのに時間がかかったりとか、そういうことを乗り越えてみんな来ていると思うし。そういうのをただ何でもサポートするのがベストとは思わないし。ポジションは自分たちで勝ち取らないといけないし、活躍するためには自分自身が1番大事だと思う。もちろんサポートできるところは生活面でも、何が困ったことがあればどんどんサポートしていきたいですけど。ただ、海外に出てくるハングリー精神じゃないですけど、彼ら自身が1番大事だとわかっていると思うし、一緒に頑張って行きたい」

―やっぱり嬉しいか?
「若い選手が同じチームに来てくれたのはすごい嬉しいし、いい意味で代表に入っていない若い選手が海外で活躍してもらいたいという気持ちが強いです」

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