2013.02.06

ザック監督「我々は志の高いナショナルチーム」/ラトビア戦

先制点を挙げて喜ぶ岡崎(右から2人目) [写真]=足立雅史

 日本代表は6日、2013年の初戦となるキリンチャレンジカップ2013でラトビア代表と、ホームズスタジアム神戸で対戦。岡崎慎司の2ゴールと本田圭佑の得点で、3-0と快勝した。

 試合後、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、以下のように勝利を振り返った。

「およそ2カ月間、代表チームとしての活動を休止していたので、チームがどういった状態にあるか見たいという気持ちがあった。特に前半は、やはり2カ月集まっていないということもあり、スムーズにいかなかった。錆び付いているところがあったと思う。当然、相手も自陣に引いてコンパクトにしてきたので、スペースをこじ開けることができなかった。短いパスが続いてしまい、スピードのあるプレーを出せなかった。ポゼッションを重視しようという意識、こちらがボールを持ってできるだけ相手を疲れさせようという意識が強すぎて、ゴールに迫る気持ちが足りなかったのではないか」

「しかし前半の終わりから後半に関しては、思い通りのプレーをしてくれた。パスの距離が中距離に伸びたこと、オフ・ザ・ボールの動きが多く出るようになったことがその要因だろう。それを継続して出せたという感触がある。相手は我々よりフィジカルの強さでは上であり、よくオーガナイズされたチームだった」

―後半によくなったのは、遠藤(保仁)が入ったからではないか?
「そういうわけではない。後半だけでなく、前半の終わりからよくなっている。細貝(萌)も遠藤も悪くなかった。スペースでボールを受けられるようになったことが一番の要因であり、後半のほうがイニシアチブを取る積極的なサッカーを見せた。我々は志の高いナショナルチームだ。より高いところを目指すのであれば、後半のようにスピーディなプレーを出していくことが必要だ」

―岡崎(慎司)について、このチームにおいてセンターフォワードで先発するのは初めてだと思うが、どういう感想を持ったか?
「岡崎は私が監督になってから、常にいいプレーをしている。このチームでの得点王だ。彼が一番生きるポジションは、セカンドトップだと思っている。センターフォワードがいて、作ってくれたスペースに岡崎が飛び込んでいく、というのが一番だろう。センターフォワードとしてプレーすると、どうしても相手ディフェンダーを背負うプレーが多くなる。岡崎の魅力は、ゴールに向かい前を向いてプレーすることであるから、セカンドトップでプレーするのがその良さを最も出すことができる」

―岡崎をあえてセンターフォワードで、先発で起用した意図は? そして後半、本来のベストな形に戻したことで、選手たちが明らかに役割を理解してプレーしているように感じたが、その点に関してはどう思うか?
「まず、コンディションの面から言って、前田(遼一)を90分間プレーさせることはないなと思った。そして遠藤も90分間できる状態ではなかった。といったような要因から、チームを作る、フォーメーションを作る上で、戦術よりもフィジカルコンディションに重きを置いた。また、今日はフレンドリーマッチでもあるから、リーグの開幕を控える国内組の選手たちにもしものことがあってはいけない、という思いもあった」

―大津(祐樹)を後半の終盤で起用した意図は?
「できるだけ試合勘のあるメンバーを使いたかった。そういった意味で海外組を重点的に起用した」

―今日は3人の攻撃的MFであったり、様々な選手を起用したが、どの組み合わせが一番よかったと思うか?
「後半のバージョンがいいという印象はあるが、それは個人としてではなく、チームとしてスペースにどんどん仕掛け、オフ・ザ・ボールの動きがたくさん出てからである。ただ乾(貴士)は非常にいい出来だった。彼はシュートを打ち過ぎて、今頃足が痛いんじゃないか(笑)」

[写真]=足立雅史

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