2012.11.01

運命のW杯初戦ブラジル戦、本日1日キックオフ! カズ「不安より楽しみしかない」

カズ
ブラジル戦前日、「思い切ってやる。不安よりも楽しみしかない」と話したカズ

 11月1日、フットサルワールドカップに出場するフットサル日本代表は、現地時間21:00(日本時間23:00)に、いよいよグループリーグ初戦のブラジル戦を迎える。昨日、試合会場で行われた公式練習では和やかなムードでアップが行われ、キャプテンの木暮賢一郎も「良い雰囲気で大会に臨める」と話した。

 ブラジルとは、10月24日に日本国内で親善試合を行ったばかり。その試合は、”キング・カズ”が初めてフットサル日本代表として公式戦に臨み、そしてブラジルと初めて引き分けを演じた歴史的な一戦となった。

 そのわずか8日後に、再び相見える両者。前回大会のMVPを獲得したブラジル代表のスター選手ファルカンは、「4年前の大会経験者が8人いるし、ブラジルはさらに強くなっている。僕自身も経験を重ね、4年前よりも良いパフォーマンスができると思う」と、自信をのぞかせていた。大会2連覇を目指すブラジルにとっては、ギアを完全に上げ切る前の肩ならしの一戦だろう。ただ、それがゆえに隙も生じる。日本はどんな試合を披露し、そして勝利を目指すのか。

 ポイントの一つは、ディフェンスだ。守備面で重要な役割を担う北原亘を(6月に行われたAFC選手権決勝で退場警告を受けたことによる)出場停止で欠くため、小宮山友祐、村上哲哉の守備的な2人の選手だけでなく、前線の選手にも守備への貢献が求められる。特に、三浦知良や森岡薫といった代表に招集されたばかりの2人がどれだけ機能するかが重要となるだろう。

 ブラジルは、”ピヴォ当て”という前線の中央に入った選手へのパスを起点にして、個人の技術の高さと見事な連係からゴールを狙ってくる。そのため、まずはパスを出させないための守備が必要となり、仮に入れさせてしまったとしても、味方同士で連係し合い対応することが求められる。

 もう一つは、得点を狙うカウンターだ。日本はパス回しを主体に、前線のピヴォへのパスを攻撃のスイッチにして攻め上がるスタイルに磨きを掛けている。しかし、ブラジルを相手に簡単に中央のスペースを使えないため、日本は辛抱強くパスをつなぎ隙をうかがうことが大事だ。そして、積極的なディフェンスからボールを奪取し、素早い切り替えから手数を掛けずに攻める戦いが、最も有効な策となるだろう。

 10月27日のウクライナ戦で生まれた三浦のゴールのように、味方のシュートの際には常にファーサイドに別の選手が走り込む”ファー詰め”を徹底し、少ないチャンスをものにできるか。「予選突破して日本が少しでも上に行くことを目指してきて、それを達成できるように自分は協力するだけなので、思い切ってやる。不安よりも楽しみしかない」(三浦)。運命を左右する大事な初戦、日本はブラジルから金星を勝ち得ることができるのか、期待は高まる。

文=本田好伸

Jリーグ順位表

サンフレッチェ広島
49pt
川崎F
43pt
FC東京
40pt
Jリーグ順位をもっと見る
松本
56pt
町田
53pt
大分
51pt
Jリーグ順位をもっと見る
琉球
35pt
沼津
32pt
鹿児島
31pt
Jリーグ順位をもっと見る