2012.10.04

日本代表の課題は“決定力”…ザック「試合は最良のウソ発見器」

ブラジルW杯の出場権をかけてアジア最終予選を戦っている日本

 日本サッカー協会は4日、フランス代表戦(12日・フランス)とブラジル代表戦(16日・ポーランド)に臨む日本代表メンバー23名を発表した。

 アルベルト・ザッケローニ監督は、日本サッカー協会の公式HPで掲載されている自身の手記『IL MIO GIAPPONE“私の日本”』の中で、日本の課題と選手選考について言及している。

 ザッケローニ監督は、自身が就任してから26試合で51得点を挙げているが、決定力に関しては満足していないと話している。

「作り出したチャンスとゴールの数が釣り合っているかというと、そうでもない。26試合で51得点という数字だけ見れば、かなり攻撃力のあるチームと思われるでしょうが、私は満足していません」

「決定力が気になるのは、これからは自分たちより格上とされる相手とぶつかることが増えるからです。そういう相手にはチャンスすらなかなか作れないかもしれない。『いつでも点は取れる』という試合はどんどん減っていきますから、もっともっとゴール前の精度を高めなければなりません」

 また、ザッケローニ監督はこれから最終予選で続くタフなアウェーゲームを戦い抜ける選手を精査したいとしている。

「4試合を残すワールドカップ最終予選で最終節に試合がないのは日本だけなので、1試合でも早く本大会出場を決めたいと思っています。だからこそタフなアウェーゲームを戦い抜ける選手をしっかり精査しておかなければなりません。本音をいえば、欧州にいる選手には1人でも多く、1試合でも多く、試合に出てほしいと祈っています。試合に出続ければ当然、コンディションは高くに保たれます」

「日本代表クラスの選手になると誰もが地力はあります。そして代表の練習に参加すると試合で使われたいので、ぐっと集中力を高めて一つ一つのメニューに取り組みます。そうすると、練習では、マイナス材料もかなりの部分が覆い隠されてしまいます。結局、トレーニングでは選手の状態の本当のところは見極められないものなのです」

「ですから、イタリアではこういう言い方をします。『試合は最良のウソ発見器』。練習では隠しとおせたものも、試合になると、すべてが白日の下にさらされる。試合を見ればその選手がすべて分かる、という意味です。逆にいえば、試合にはそれだけの価値があるのですから、いつだって、どんな試合だって真剣にやらないと面白くなりません。だから私はフレンドリーマッチという言葉が好きではないのです」

[写真]=兼子愼一郎

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