代表メンバーの発表会見に出席した原技術委員長
30日、日本サッカー協会は9月6日に行われるキリンチャレンジカップのUAE代表戦と11日のブラジル・ワールドカップへの出場権を懸けたアジア最終 予選のホームでのイラク代表戦に臨む代表メンバー23名を発表。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督と原博実技術委員長がメンバー発表会見に出席し た。
原技術委員長は会見で、シュトゥットガルトのDF酒井高徳がドイツ代表にも興味があると報道されたことを問われ、自身の考えを以下のように語った。
「いろんな報道がされているが、彼とは(オリンピックのあった)ロンドンでも話をして、ロンドンからは一緒に帰ってきましたが、彼の意志を確認して、すぐ フル代表に合流するということを彼も理解した上でフル代表に来た。だから、代表になりたくないという話はあり得ないと思うし、彼と話しても一切その話は出 なかったので、代表に選ばれるということは、その国の代表になることだと思っているし、直接話した中での彼の言葉を信じている」
なお、酒井高徳は日本人とドイツ人の両親を持ち、日本のフル代表としての試合出場経験もないため、ドイツ代表を選択できる可能性を有している。