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44年ぶりのメダル獲得に自信…清武「絶対に歴史を塗り替える」/ロンドン五輪

若きサムライが44年ぶりのメダル獲得へ

 U-23日本代表は7日(日本時間8日午前1時)、ウェンブリースタジアムでメキシコと対戦する。1968年メキシコ・オリンピック以来、44年ぶりのメダル獲得を目指す日本は試合前日の6日、ロンドン市内の練習場で冒頭15分間以降は非公開で調整した。エジプト戦で左大腿部に打撲を負ったFW永井謙佑は全体練習に姿を見せなかった。日本の広報によると、永井は選手村に残って、トレーナーとともに別メニューで調整したとのこと。

 関塚隆監督は5日(日本時間6日)、試合会場で公式会見に臨み、「結束して一体感を持って戦いたい。これまでやってきたもので十分できると思う。自信と誇りを持って、自分たちが持っているものすべてを出す試合にして、歴史をつくっていきたい」と抱負を語った。故障の永井に関しては、「今の時点では厳しいかなという状況」と述べ、現時点では先発は難しいとの見方を示した。

 主軸のMF清武弘嗣は「誰が出ても問題のないチーム。謙ちゃん(永井)が一番悔しいと思うが、その思いを自分たちが背負って戦って勝ちたい」と意欲を語り、「絶対に勝って決勝へ行く。絶対に歴史を塗り替えるという気持ちでやる」と大一番への決意を明かした。

関塚監督
「ウェンブリーは歴史あるサッカーの聖地。そこで準決勝を、なでしこと連日できるのは喜ばしいこと。ドロー(抽選会)のとき、佐々木則夫監督と『ここで試合をやろう』と話した。日程を見ると、準決勝まで勝ち上がらないと来られないが、『我々も絶対に来ますから』と約束して、それを守れたことがうれしい」

吉田麻也
「メキシコはテクニックのある選手が多い。スペースを与えずにラインを高くしてコンパクトに守りたい。一度勝っているので、相手も必死に来る。親善試合の時とは違うメキシコだと思っている。気を引き締めてやりたい」

権田修一
「メキシコと再戦というより、親善試合と本番は違う。別物として、あれより3倍、4倍強いんだという気持ちで臨まないといけない。相手がどう来ても、『勝って決勝に行く』という強い気持ちを見せた方が決勝に行くと思う」

 

[写真]=Getty Images

 

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