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パナマ戦フル出場の長谷川唯、自身のループ弾は「ゴールの上にパスをするような感覚で」

2021.04.11

パナマ戦でゴールを挙げた長谷川唯 [写真]=Getty Images

 日本女子代表(なでしこジャパン)MF長谷川唯が、11日に行われた国際親善試合のパナマ女子代表戦を振り返った。

 イタリア1部ミランでプレーする長谷川は、8日のパラグアイ戦後からチームに合流。準備期間が短い中で迎えたパナマ戦では中盤の一角としてフル出場し、32分にチームの3点目となる得点を記録するなど、7-0の大勝に貢献した。

 長谷川は試合を振り返って、「自分としては(練習が)昨日だけだったので、今回何かやったというより、これまでの積み重ねだと思います。FWの近くでプレーするのは意識していて、もっといいコンビネーションを出せた部分はあると思うので、修正できるところはあると思います」とコメント。中央からの崩しを多用したことについては、「チームとして中に人が多く、外を使ったら楽になる話もありましたが、モミ(籾木結花)やリサ(清水梨紗)もベレーザで中を固めている相手を攻略していくことを意識していた。中で勝負できるなら、外よりも中へ行きたいと思っています」とその意図を語った。

 長谷川はこぼれ球をループ気味に押し込んだ自身のゴールについて、「こぼれてきた時にGKが見えて、ゴールライン上に3、4人いるのが見えて、上しか空いていないなと思ったので、ゴールの上にパスをするような感覚で打ちました」と振り返った。また、印象に残っているプレーに「ユイカさん(菅澤優衣香)がヘディングで決めた」6点目を挙げた同選手は、「その前のパスやドリブルからのスルーパスは得意にしているところなので、得意なプレーが出せたのはよかったです」とその理由を語った。

 パナマ戦では「周りと話したのはミスが起きたときに『こうだった』と意見をすり合わせる必要があること」を意識したという長谷川。「相手の力に関係なく、ボールを奪われたときの対応だとか、どこのチームでも同じプレーをするのは考えていました。切り替えや奪われた後の守備はできましたが、質が足りないところはあったので、自分含め課題として取り組んでいきます」と語り、12日と13日に控える練習での目標も設定した。

「試合ができたので、修正できる時間があります。話し合いながら、試合では新しくやる選手も多いので、ミスをしないより、いろいろエラーが出るようにチャレンジして、修正できる時間にできたらと思っています」

By サッカーキング編集部

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