2018.07.17

【スカサカ!ライブ】なでしこ主将・熊谷紗希が語る「世界で勝つには世界を経験するしかない」

サッカー総合情報サイト

 なでしこジャパンでキャプテンを務め、フランスの強豪オリンピック・リヨンでプレーする熊谷紗希がスタジオに登場。番組MCの岩政大樹(東京ユナイテッドFC)が話を聞いた。

 熊谷は2009年に浦和レッズレディースに加入し、なでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップで優勝した直後の2011年7月にフランクフルトへ移籍。2013年6月にはリヨンに移籍した。リヨンではレギュラーとして活躍し、15-16シーズンからUEFA女子チャンピオンズリーグでの3連覇を達成。その優勝メダルをスタジオに持参し、披露してくれた。

岩政大樹(以下、岩政) 日本を出てからの時間もだいぶ長くなってきましたが、向こうでの立場もだいぶ変わってきました?

熊谷紗希(以下、熊谷) そうですね、外国籍選手として所属していますけど、チームの中での自分の役割や立場はすごく変わってきていますし、年齢的にも、もちろんそうですけど、毎年やることが明確になってきています。

岩政 というのはつまり、中心的な存在になってきたと?

熊谷 中心的、というか、やっぱり自分にできることが分かっているので。自分にはこれが求められている、ということも分かっているし、チームメートも私にできることを分かってくれているので、その意味ではうまく使ってもらえるというか。いろいろなポジションで使われるんですけど、その意味では必要としてもらえているかな、と思います。

岩政 向こうにいると世界の(サッカーの)潮流も感じられると思うんですけど、女子サッカーにおいてこの数年間で変わってきている点はあるんですか?

熊谷 少し前はアメリカ、ドイツが本当に強かったんですけど、今はいろいろな国がレベルアップしていて、ヨーロッパの中でもだいぶ差がなくなりました。女子チャンピオンズリーグを4回経験しているんですけど、以前は1回戦がすごく大差のつく試合が多かったんですけど、今はそういった試合が少なくなってきました。

岩政 いろいろな国が強化されてきているということですね。その中でなでしこジャパンですが、今は高倉麻子監督の下でキャプテンをされていて、(2018年4月の)AFC女子アジアカップも優勝されました。チーム作りという面では来年の女子W杯に向けて進めていくんでしょうけど、キャプテンとして立場が変わる中で、意識されていることはありますか?

熊谷 キャプテンとして、ということはあまりないですけど、メンバーも本当に若くなって、私自身は経験的にも、もちろん年齢的にも上の立場になって、ヨーロッパでの経験もあるので、それをもっともっとプレーで伝えたいですね。私自身はヨーロッパでプレーすることがすごく自分のためになっているし、どんどんヨーロッパに出て行ったほうがいいと思っているので、そういったところを少しずつ伝えながら。アジアでは優勝できましたけど、世界は違うので、そこに向けて1年後に世界と戦えるようにいい準備をしたいと思います。

岩政 何年か前に“なでしこブーム”があって、そこからいろいろな選手が入れ替わって、今また新しいチームを作っているところだと思いますが、その中でブームの頃の日本とはまた違う日本でこれから戦っていかなければならないと感じていると思います。なでしこジャパンとして世界と対抗していくためにやっている新しいことは何かありますか?

熊谷 監督も変わっているので、目指すサッカー、やるサッカーはもちろん違います。メンバーも変わってきて、日本の強みである正確なテクニックで戦おうとしているので、そこにプラスアルファ、そのテクニックを外国の選手相手にどれだけ発揮できるか。そこが一番のキーになってくるかなと思います。

 ここで、番組視聴者から熊谷に対して、ツイッターを通じてこのような質問が寄せられた。

「女子日本代表が再びW杯で優勝するためには、何が必要ですか?」

 これに対して、熊谷は「私が教えてほしいぐらいです(笑)」とジョークを交えつつ、このように答えている。

熊谷 世界で勝つには世界を経験するしかないというか、あの時(2011年の女子W杯)も相手にやられて、やられて、修正してできるようになったことってすごく多いので、やられることがあっても自分たちがチャレンジしたいことは積極的にチャレンジして、その中で修正できるのが日本人だと思うので、そういったところからもっと上に行けるように立ち上がっていければいいかな、と思います。

 毎週金曜日21時から放送されている『スカサカ!ライブ』。次回は7月20日(金)21時からの放送で、ロシア・ワールドカップの大会総括やJリーグ注目試合のプレビューなどをお届けする予定となっている。

Jリーグ順位表

川崎F
57pt
サンフレッチェ広島
56pt
鹿島アントラーズ
46pt
Jリーグ順位をもっと見る
松本
69pt
町田
68pt
大分
66pt
Jリーグ順位をもっと見る
琉球
56pt
鹿児島
45pt
沼津
44pt
Jリーグ順位をもっと見る