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アジア連覇も視線はすでに世界へ…主将DF熊谷紗希「私たちの戦いは終わっていない」

2018.04.21

豪州戦で完封勝利に貢献したDF熊谷紗希(左から2人目)[写真]=Getty Images

 AFC女子アジアカップヨルダン2018・決勝が20日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とオーストラリア女子代表が対戦。84分に途中出場の横山久美が決勝点を挙げ、なでしこが2大会連続2度目のアジア制覇を達成した。

 フル出場した主将のDF熊谷紗希は、「後ろが耐えたら前がやってくれると思っていたので、前半はGKのファインセーブに助けられましたけど、全員で守りきって最後に久美が決めてくれて良かったです」とチーム一丸での勝利を喜び、次のように大会を振り返った。

「今大会は初戦から簡単な試合ばかりじゃなかったですし、試合を重ねるごとにチーム全員が成長していって、どんどん良くなった大会だと思うので、最後に最高の形で終われて良かったです」

「ケガで来られなかった(中里)優を含め、24人全員いろんな立場があって、出られる選手、出られない選手がいる中でチーム全員が一つの方向に向かってここに目指してこれた。チーム力というのはかなり高まったと思う」

 アジア連覇を達成したばかりだが、それでも「このままではワールドカップで戦っていけないので、ここからワールドカップに向けて、またいい準備ができたらいいと思います」とすぐに切り替え。熊谷の視線はすでに世界に向いている。「この大会は優勝で終わりましたけど、まだ私たちの戦いは終わっていないので、ワールドカップに向けて個々人含めてチーム全体として頑張っていきたいなと思います」と来年にフランスで行われるワールドカップに向けて意気込んだ。

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