2011年の女子W杯準々決勝で決勝点を挙げ、一躍ヒロインになった丸山桂里奈(左) [写真]=FIFA via Getty Images
コノミヤ・スペランツァ大阪高槻は30日、同クラブに所属する元なでしこジャパンFW丸山桂里奈が今季限りで現役を引退することを発表した。
現在33歳の丸山は、2012年にジェフユナイテッド千葉レディースから大阪高槻に加入した。クラブでの活躍に留まらず、なでしこジャパンとしても活躍。2011年のFIFA女子ワールドカップ・ドイツでは準々決勝ドイツ戦で決勝点を挙げるなど、初優勝に貢献した。また、銀メダルを獲得した2012年のロンドン・オリンピックの代表にも選出されていた。代表通算では、79試合に出場し、14得点を記録している。
なお、大阪高槻は、10月1日に行われる岡山湯郷Belle戦が丸山にとっての高槻での最終戦になる予定と発表。また、10月23日のINAC神戸レオネッサ戦は鳴門大塚で行われる。今季はリーグ戦14試合に出場して無得点に終わっているが、通算では192試合出場59ゴールを挙げている。
引退に際し、丸山はクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「今季限りで引退することになりました。高槻では5年間お世話になり、加入当初はケガでプレーできない中、本当に色々な方に支えていただきました。心から感謝しています。素晴らしい監督、コーチ、スタッフ、サポーター、そして一番は高槻のチームメイトと出会えたことに感謝しています。その思いを胸に、残り4戦に、すべてを出し切ります」
By サッカーキング編集部
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