2013.08.25

INAC神戸と湯郷ベルが勝利し決勝進出/なでしこリーグカップ

 なでしこリーグカップ準決勝の二試合が25日に行われ、第1試合では昨季準優勝のINAC神戸レオネッサとジェフユナイテッド市原・千葉レディースが、第2試合では大会4連覇を目指す日テレベレーザと岡山湯郷Belleがそれぞれ対戦した。

 第一試合、INAC神戸とジェフレディースの試合は序盤からお互いチャンスを作りながらもなかなかゴールを決めるまでには至らない展開が続く。そんな中、均衡を破ったのはINAC神戸だった。膠着状態が続いた前半37分、スルーパスに抜け出した高瀬愛実が中央に速いクロスを送るとペナルティエリア中央で澤穂希が粘り、そのこぼれ球をゴーベル・ヤネズが冷静にゴールへ蹴りこんで先制。前半は1-0のままINAC神戸リードで終了した。

 後半開始早々、試合はさらに動きを見せる。後半5分、左サイドでCKを得たINAC神戸はチ・ソヨンが蹴ったボールにDF磯金みどりが飛び込み追加点を奪った。その後はジェフレディースに攻め込まれ、終盤に菅澤優衣香に1点を許したものの、INAC神戸が2-1で逃げ切った。

 第二試合、日テレベレーザと岡山湯郷Belleの試合は序盤から湯郷ベルがチャンスを多く作り出し、ペースを握るも、フィニッシュの局面でベレーザGK曽山加奈子に阻まれ、得点を奪えない時間が続いた。しかし、試合を動かしたのは、なでしこジャパン主将の一撃だった。25分、縦パスに対して湯郷ベルFW松岡実希がペナルティーエリア中央で相手を背負ったまま粘る。そのこぼれ球を二列目から飛び出してきた宮間あやがシュートし、今大会9点目。宮間はこれで2位の日テレFW田中美南に2点差をつけて得点ランキング単独トップを突き進む。湯郷ベルはベレーザの反撃を受けるも、一点差のまま前半を折り返した。

 後半はベレーザがサイドを起点にフィニッシュまで持ち込む場面が増やしたが、ゴールは奪えず、反対に湯郷ベルに追加点を奪われてしまう。84分、左サイドを突破した宮間がペナルティーエリア内へふわりと浮かせたクロスを送る。そのボールにMF中野真奈美が合わせて2-0。試合はそのまま終了し、クラブ史上初のリーグカップ優勝に向けて湯郷ベルが決勝進出を果たした。

 試合後、決勝に向けてINAC神戸の石原孝尚監督は、「次は決勝ということで選手たちも気持ちが入っているとは思うが、優勝できるようにいい形で準備していきたい」と話し、湯郷ベルの種田佳織監督は「INAC神戸戦は今年四度目で、相手の特徴もよくわかっている」「全員で攻撃し、全員で守備をして、タフな気持ちと身体がともなっていれば、いいゲーム、そして優勝ということも可能だと思っている」と話した。

 INAC神戸レオネッサと岡山湯郷Belleによる決勝は、9月1日(日)、エディオンスタジアム広島で開催。決勝戦の前には、なでしこリーグオールスターも同じ会場で行われる。

文●舩木 渉

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