2012.08.27

8強進出の吉田監督「田中陽子の2得点で勝負が決まった」/U-20女子W杯

ヤングなでしこをベスト8に導いた吉田弘監督

 U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)は26日、U-20女子ワールドカップのグループAの第3戦でスイスと対戦。引き分け以上でグループリーグ突破が決まるなか、田中陽子らのゴールで4-0と圧勝し、グループA首位で決勝T進出を果たした。

 試合後に、ヤングなでしこの吉田弘監督は以下のように語った。

「いちばんは、勝てて良かったです。最初の得点が大きかったと思っています。引かれた相手に対して、なかなか攻めきれなかったところで、(田中)陽子が決 めてくれました。ただ、指示は、横山(久美)に『蹴れ』と言っていたのにもかかわらず(笑)…。でも、その思いと自信というか、陽子の『私に任せて』と 言ったその気持ちがゴールにつながったことが非常に嬉しいです。だから、今日のゲームはもう、引かれた相手に対して苦しい試合でしたが、陽子の1、2点目 で勝負が決まったというところです」

「引かれた相手にどう取るのかが課題なので、もうちょっとサイドを崩して点を取れれば、と思います。韓国戦については、絶対に負けられない戦いになると思います。毎回そうですが」

「(20分過ぎまでは相手を崩すことができずにいたが)やはりあれだけ引かれた相手に対して攻めをどうしたらいいのかというところで、考えはまだまだ明確 なものがないので、『その都度判断してやれ』とは言っていますけれど、ちょっと戸惑ったのではないかと思っています。もうちょっとサイドを崩す、たぶん ニュージーランド戦のときもそうでしたが、サイドバックなど、自信が無くてサイドハーフも下がってふたりで守ろうとしていると思うのですが、あそこで自信 を持って崩せればチャンスになるのではないかと思います」

「今日の相手もある程度引いて戦っていますが、そこに対してのプレッシャーや入ったときの1人じゃなくて3、4人で組織でやってくる韓国とは違うと思うの で、そこをいかにかいくぐるか、そして自分たちの技術を生かして前を向いたり突破したり、というのが課題だと思います。そこをしっかりやれれば自分たちの ペースでできると思いますが、今日も何本かそこで取られて結局カウンターを食らいました。そうなるとみんなが50メートルくらいもどらないといけない。そ こがしんどくなると思うので、そうならないように自分たちがボールを支配して攻撃できれば、と思いました」

「(途中出場の中里優選手が交代した理由は)ちょっと『足首を捻った』と自分で言いにきて、選手たちも分かっていたので柴田華絵がボランチに入ったりして いたので、これはもうだめだな、と。それだけが今日のゲームで誤算というか、本当にアクシデントだったと思います。3枚切れるカードが切れなかったので」

「カウンターを食らった、点を取られた、シュートまで行かれた、というのではなくて、結局あそこのディフェンスで、ボランチのところで取られて、上がっ て、相手の9番、11番に当てて10番が拾ったりして、前向きに来られると結局選手たちがボランチも上がれずに下がらないといけない。その下がるエネル ギーがやはりしんどくなり、何度か食らっています」

「実際に自分たちはボールを支配して悠々とやりたいわけです。だから、そういうことをしているとディフェンスにエネルギーを使って、しんどくなって、前に 出ていく力がなくなっていきます。だから、できれば、そういうカウンターを食らわないで、なでしこがやっているように取られた瞬間にみんなが連動して、本 当は行けるようになるともっといいな、という部分もありますけれど、そこまでは確立されていないので、技術を身につけてそういうことがちょっとできるよう になると、いちばんいいなとは思います」

「3試合が終わって、3試合をやっている人間はだんだんしんどくなってきているのは目に見えているので、コンディションの調整ですよね。だから今度の試合に向けていいコンディションでのぞめるように調整します。そこがポイントだと思います」

「(道上彩花が前半で交代したが)たぶん、インターハイで4試合やった疲れとか、彼女も(今大会)2試合出ていて今日は動きが悪くてクサビのボールが入ら ず、ボールも収まらなかったのが現状だったので、前半の半分くらいから『ちょっと今日は動きが悪いな、厳しいな』というのは感じていました。そこで西川 (明花)と代えることにしました。本当に動き(の悪さ)は疲れからきていると思います」

「(約1万6000人の観客について)本当に、これだけの人が我々の試合を見に来てくれて、グラウンドも非常に良くて、選手たちにとっては今日の試合は、 監督から『無理するな』と言っても聞かないわけです(笑)。でもそれが素直な話しで、彼女(田中陽子)もそうだし浜田(遥)も猶本(光)もみんな、『けが しないでくれ、頼むよ』とこっちも思っているにもかかわらず、行きたいという純粋な気持ちでした。今日は観客とグラウンドがこういう状態で、選手が『やり たい』という気持ちが最後まで出ていたと思います」

[写真]=足立雅史

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