FIFAに掲載された熊谷のインタビュー
ロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した、なでしこジャパンのDF熊谷紗希のインタビューがFIFA(国際サッカー連盟)に掲載された。2位に終わった悔しさや、アメリカとの差、そして今後の目標について語っている。
熊谷は、優勝した2011年の女子ワールドカップの方が、ロンドン・オリンピックよりもうれしかったと正直な思いを吐露。それでも、メダルを獲得することが日本の女子サッカーの人気のため、とても重要だったと主張した。
「銀メダルに終わった今年よりも、優勝した昨年の方が、喜びは大きかったと言わざるを得ません。今回の決勝戦において、私たちは2011年の女子ワールドカップの決勝よりも上手くプレーしました。ただ、ゴール前で冷静になれなかったことが残念です」
「アメリカがとても強かったことは認めざるを得ません。でも、私たちも何とか自分たちのスタイルを貫きました。アメリカとの唯一の違いは、決定機の差です」
「女子ワールドカップが終わってから13カ月、私たちはより多くの注目を浴びるようになりました。ワールドカップを優勝してから、メダルを手にすることは、日本の女子サッカー人気のため信じられないほど重要になっていたと思います」
「今後の長期的な目標は、2015年のカナダで行われるワールドカップでタイトルを防衛することです」